美容十二章会(内藤久美子会長)は9月5日、東京・代々木の美容会館で『シーズンセミナー』を開催。第433回月例講習会から名称を新たに行なわれた。
はじめに、内藤新会長から創立70周年のお礼とあいさつがあり、その後に2名の講師によるセミナーに移った。
最初は武田浩講師が『人気のミセスのカット』をテーマに2スタイルを披露。1点目は2セクションで切るボブスタイル。男性と女性では同じ2セクションでも、作るフォルムが異なるため、取り方も変わると説明。ネープをタイトに抑え、ミドルはイメージに合わせた位置にウエイト感を作り、トップは表面にレイヤーを入れて動きが出て軽くなるように仕上げた。また「前髪は広めに分け取っておくと、こめかみの髪の薄さをカバーできる」とのアドバイスもなされた。
2点目はアシンメトリーなショートスタイル。ブロッキングから丁寧に解説し、オシャレなスタイルに仕上げた。
続く吉澤富子講師は、創立70周年で発表された『凛来(りんく)』と『来夢(らいむ)』の2つのニュー帯結びの中から、『来夢』を披露。いつまでも夢を持って素敵な出会いをしてほしいという願いを込めて制作された文庫の帯結びは、厚くて固い帯でも、簡単に可愛く結べるように作られているとのこと。着付けの帯結びの後には、ヘアを担当した内藤新会長からヘアスタイルの作り方の解説もなされると終了となった。