全理連「令和6年度第5回理事会」を開催

 全国理容生活衛生同業組合連合会(大森利夫理事長)は、95日、東京・代々木の全理連ビルで令和6年度第5回理事会を開催した。

 早川幹夫副理事長の開会の辞、大森理事長のあいさつと続いた後、大森理事長を議長に議事に入った。はじめに報告事項は10項目あり、1.会議日誌については了承。2.各部門委員会については事務局より各部門ごとに口頭報告(報告書は各県に後日配布)。3.第1回厚生科学審議会生活衛適正化分科会[理容師・美容師専門委員会]については、第1回が本年6月に厚生労働省において行なわれ、理容師・美容師専門委員会の設置・運営について、理容師制度及び美容師制度を巡る現状動向についてが審議されたとの報告。4.韓国との技術文化交流については、7月に大森理事長が韓国を訪れ、ヘアワールド・ジャパンカップ2024への参加要請を行なった。5.第191回臨時総会・評議員会(1020日愛媛県松山市にて開催予定)の運営について。6.令和6年度厚生労働大臣表彰受賞者の決定について。7.令和6年度全国生衛中央会理事長表彰者の決定について。8.理事研修会の講師及びテーマについて。9.「全理連指定旅館友の会」の利用促進について。10.関係団体各種会議についての報告事項のいずれも了承された。

 次いで協議事項では、1.令和5年度生活衛生関係対策事業(令和5年度補正予算)「儲かる業づくり」については、各県組合からの提案ならびに実行状況が報告された。2.令和6年度生活衛生関係対策事業(デジ活!儲かる塾)につては、各県組合から成果目標、実施方法ならびに予算額が提示された。3.理容サロンの地震対策・意見募集については、和歌山県の結城幸一さんが書いた「理容サロンの地震対策の備えと発生後の対応について」が最優秀賞に選ばれた。4.令和6年度上半期事業報告については総合振興対策関係では、令和5年度生活衛生営業対策事業(補正予算)として「儲かる業づくり」、令和6年度生活衛生関係対策事業として「デジ活!儲かる塾」を新生し内示を受けた。効果を高めるためボトムアップ方式での実施としており、各組合による実施計画、予算書に基づいて儲かる業づくりが進められる。さらに総務、デジタル推進、教育、文化広報、事業、組織、共済の各委員会報告。5.令和6年度各種表彰式典について。6.「講師旅費・謝礼支給基準」の一部改訂(案)について。7.全国大会名称・呼称についてはヘアワールド・ジャパンカップ2024とする件。8.ヘアワールド・ジャパンカップ2024(第76回全国理容競技大会)について。92024パリ世界大会選手団派遣について、それぞれ協議されいずれも承認された。