日本弱酸性美容協会「BJC2024」を開催

日本弱酸性美容協会(山﨑伊久江理事長)は9月3日、『BJC2024 BELLE JOUVENDE CONTEST』(山﨑伊久江大会会長)を東京・高田馬場のアリミノ本社B1ホールと6Fスタジオで開催した。このコンテストは同協会に加盟サロンの技術者たちが美容技術を競う全国大会で、競技種目は「カット&ブロー」「やまと髪」「ワインディング・ポンパドール」「ワインディング・アリエール」と、今年度から加わった「メーキング」(ヘアカラー)。各支部・地区から約50名の選手たちが出場した。

審査風景

また今回から、「学生ワインディングの部」が新設された。さらに「まとめ髪フォトコンテスト」と「お客さまフォトコンテスト」の全応募フォト紹介と、入賞者表彰も行なわれた。

「カット&ブロー」部門と「学生ワインディングの部」には、ジャーナルも審査に加わった。「カット&ブロー」は全選手が同じ条件で行なうため、当日支給されるウイッグで技術を競った。テーマは「タウンスタイル」。

表彰式で山崎大会会長は「大会で自分の力を100%出すには、自分を120%、130%のレベルまでもっていかないと達成できません。そのような選手の生き生きしている姿や作品に、感銘と刺激を受けることができました。次回は一つ上を目指す選手でいてほしいと願っております」と述べた。

「メーキングコンテスト」について、審査員・遠藤繁樹大会総務委員長は「ウイッグを8ブロックに分けて審査しました。今回初のコンテストでしたが、誰が優勝してもおかしくない位の僅差でした。勝敗は髪の根元ギリギリを攻め、根元の薬剤をどこまで貯められたかで決まったと思います」と総評した。

コンテスト終了後は『第22回 支部ヘアショー』が行なわれ、鹿児島支部と中部支部それぞれ地方色豊かで華麗なステージを繰り広げた。

おもな入賞者は、次のとおり。( )内は支部名
■ポンパドール
1位:成岡魁人(東京)
2位:高橋光輝(新潟)
3位:大西怜菜(愛媛)

■アリエール
1位:小笠原琴音(東京)
2位:土橋瑠衣(東京)
3位:湯浅梨帆(中部)

■カット&ブロー
1位:三宅孝治(東京)
2位:遠藤陽子(東京)
3位:大野誓也(新潟)
◆ジャーナル賞
髪書房賞、コワ・パリジャポン賞、理美容教育出版賞:大野誓也(新潟)
女性モード社賞:吉田太一郎(東京)

■やまと髪
1位:中野志保(東京)
2位:紫田静香(静岡)
3位:沖本みな実(中部)

■メーキング
1位:新井英男(神奈川)
2位:金野志保(宮城)
3位:松本剛(埼玉)

■まとめ髪フォトコンテスト
1位:菅原大雅(東京)
2位:若狹郁恵(東京)
3位:石村寧崇(東京)

■お客様フォトコンテスト
1位:楯武信(静岡)
2位:新井英男(神奈川)
3位:松田和哉(山口)

●学生ワインディングコンテスト
1位:西出和叶(伊勢理容美容専門学校)
2位:前島想(静岡県美容専門学校)
3位:松岡怜良(マリールイズ美容専門学校)
◆ジャーナル賞
髪書房賞、コワ・パリジャポン賞、女性モード社賞、理美容教育出版賞:西出和叶(伊勢理容美容専門学校)