GALA SHOW
第1日目のフィナーレを飾ったレジェンダリーなスペシャルイベント、ガラショー。第1幕「The History Of Japanese Beauty」では、平安時代から平成までの美容を駆け足で振り返る興味深いVTRが流れ会場を盛り上げた。
そのVTRの中で、The Legendary Collectionへ出演する嶋 義憲(SHIMA)・柿本榮三(kakimoto arms)・川島文夫(peek-a-boo)の3氏が紹介された後、「アップスタイルで、女性たちの日常に魔法をかけるレジェンド」と白坂春光(VISAGE)、大林博之(ASCH)の両氏が舞台へと呼びこまれた。
両氏が競演するショーステージは、ラグジュアリーでハイエンドな世界観のなか、セレクティブなアップスタイルのデモンストレーション。それぞれモデル1名ずつを仕上げた後、4人の展示モデルが加わり、6名の華麗なモデルウォーキングが披露された。
第2幕「The Legendary Collection」に移ると、まずkakimoto armsの柿本榮三氏が登場。kakimoto armsのロゴデザインであるarms cubeがプリントされた大きな白い幕に覆われたステージ上で、十数年ぶりにヘアカットのデモンストレーションが披露された。
そしてシーン2では幻想的な空間のなか、フェミニンなヘアメイクの施された6人のモデルがウォーキングを行なうと、フィナーレでは柿本氏のほか、バックステージでヘアを担当した井之丸泰子・小林知弘・岩上晴美の3氏も登壇し、大きな拍手に包まれた。
次にpeek-a-booの川島文夫氏が登場。高澤光彦氏・伊東秀彦氏の両アートディレクターとともに、ならではのカットワークにフォーカスしたステージワークを披露。モデルウォーキングを挟んだシーン2は川島氏のソロステージ。敢えてパネルを取らず、大胆なフリーハンドでカットする姿は、技術へのあくなき挑戦を続けるKAWASHIMAのプライドを感じさせた。
最後は川島、高澤、伊東の3氏に、グローバルヘアショーのチームリーダー・田中幸広氏も加わりグランドフィナーレを迎えた。
トリを務めたのは、SHIMAの嶋 義憲氏。シーン1では同店のアートディレクター・嶋 香緒里氏とのトークセッションで、人材育成から教育、ニューへアのクリエーション、店舗プロデュースの考え方まで、多角的な面からSHIMAブランドの歴史とフィロソフィーが伝えられた。
シーン2では、嶋氏と同店のトップスタイリスト・奈良裕也氏とのコラボレーションステージ。ここでしか実現しない夢の共演に大きな拍手が送られた。
最後にアジアビューティーエキスポ大会会長・須山裕二、大会実行委員長・蒲生 茂、執行部・三宅誠一、日置和統、高見元太郎の5氏が登壇。代表して須山裕二大会会長が挨拶を行い閉幕となった。