『第58回近畿理容競技大会、理容2018メッセージ近畿大会』(主催:全国理容近畿地区協議会・西堀愼介会長、実行:大理生・都原茂人理事長)が7月9日大阪・岸和田市立波切ホールで開催された。
開会式は、田中義弘(大阪府)大会実行副委員長の開会の辞に続いて、西堀大会委員長より西日本豪雨被害にあった方々にお見舞いの言葉をおくると、「昨今競技人口の減少により競技会の存在価値を問われている。若い方が競争意欲の低下といわれているが、理容業は技術を生業としている。技術の向上なくして成功はない。競技会を通じて技術の向上、また人格の向上を目指し、そして近畿大会から全国、世界へと躍進していただきたい」とあいさつした。
続いて実行組合を代表して都原理事長は「理容業界に求められているのは、柔軟な発想、お客さまが何を求めているかを汲み取るか。その意味でも本大会が理容業のさらなる発展となる場となることを期待している」と選手へ激励の言葉を贈った。
また来賓祝辞で大森利夫全理連理事長が、「この大会は歴史、文化、さらには内容とすべてにおいて私どもの最大のイベント。2021年に世界大会誘致を全理連、全美環組、タカラベルモント社で話し合っているが、選手のみなさんは日本の頂点、世界の頂点に向かっていくことを期待をしている」と述べた。
青木英俊審査委員長の審査方針の説明の後、竹越良貴選手(大阪府)の力強い宣誓のもと競技が開始された。
各部門上位入賞者は次のとおり。
【第1部門 BARber Style】
優勝:村瀬史朗(京都府)
準優勝:野村健太郎(京都府)
3位:柴本 龍(大阪府)
敢闘賞:村瀬史也(京都府)、松井辰矢(大阪府)、谷 仁(兵庫県)
【第2部門 レディスカット・パーマスタイル『Ladies hair Marge』】
[モデル部門]
優勝:山田康平(兵庫県)
準優勝:西 拓実(京都府)
3位:遠藤友紀博(兵庫県)
[マネキン部門]
優勝:北沢美砂(大阪府)
準優勝:藤田大貴(大阪府)
3位:井上まりこ(大阪府)
優勝:勝瀬拓也(奈良県)
準優勝:竹越良貴(大阪府)
3位:奥 敏夫(奈良県)
敢闘賞:岡 麻紀子(大阪府)、山口哲平(兵庫県)、大西 貴(大阪府)
優勝:米崎 州(兵庫県)
準優勝:安田隆一郎(滋賀県)
3位:中西亮介(兵庫県)
敢闘賞:油井麻里(兵庫県)、水田裕貴(大阪府)、柴垣真一(大阪府)
優勝:糸田泰典(和歌山県)
準優勝:上村武史(滋賀県)
3位:西 榮三(京都府)