JUHA東京合同セミナー開く

朝倉由奈総合チャンピオンを迎え

JUHA東京合同セミナー
質問に応えながら技術を見せる朝倉チャンピオン

JUHA東京(石井武夫会長)は、8月3日、全理連ビル9階ホールで、2017 JUHA JAPON FESTIVAL総合チャンピオン朝倉由奈さんを迎え、dhk、HSA合同セミナーを開催した。

このセミナーは毎年1回、JUHA東京が行なうもので、前年大会のチャンピオン作品の再現や、テクニカルはもとより同大会に出場する選手としての心構え、事前準備、モデルの仕込み等についても細かく説明されるセミナーで多くの技術者が受講している。

2018 JUHA JAPON FESTIVALは、今年も11月20日・横浜大さん橋ホールで開催されるが、前身である「理美容の祭典・ビュートピア」を含め54回目となる。本年度のJUHA総合グランプリ部門は、メンズが人間モデル、レディスがモデルウイッグのそれぞれフリースタイル(ファッションテーマあり)の2競技となり、選手にとっては出場しやすくなったのが大きな特徴。従って今回のセミナーでも朝倉チャンピオンは、昨年度の作品再現とはいえ、メンズはモデル、レディスはウイッグという設定でデモンストレーションを行なった。

作品はいずれも毛先の表情を重視しており、チャンピオン自身が美容師からスタートし、オーナーに憧れて理容の免許も取得したということで、女性特有の感性とやわらかいタッチの仕上がりに、受講者も納得の様子。また、コンテスト出場にあたり、特にモデル使用競技は仕込みが重要で「モデルとのコンビネーションを良好に保ち、当日に臨むこと」が不可欠と述べた。