千葉県理容組合次世代研究グループが校外学習を実施

千葉県理容組合(増田稔理事長)次世代研究グループ(酒井宏明幹事長)は11月19日、校外学習を実施した。

まず東京都立産業貿易センター台東館で開催された、TOKYO理容まつりを見学。そして浅草寺を参拝し仲見世を散策し昼食を堪能した後、江戸川区南篠崎の篠原風鈴に移動して、今回のメーンである東京都の伝統工芸のひとつである江戸風鈴の製作体験をした。

ガラス管を上手に回しながら1300度以上に熱されたガラスをふくらますことはとても難しく、職人さんの手伝いなしでは、ゴルフボール大のはずが、洋ナシのようにふくらんでしまい、ひとつの技術を習得することの奥の深さを実感した。

それぞれ職人さんの手伝ってもらったガラスが冷めるのを待って絵付け。丸いガラスの内側に絵を描くのはとても難しく苦戦したが、出来上がった作品はそれぞれの個性が良く出た、世界にひとつだけの江戸風鈴となった。来年の夏、涼しげな優しい音色を響かせて心を癒してくれることでしょう。

通信 太田奈津栄