美容週間1月度会議

全国美容週間実行委員会『第1回実行委員会会議』活動方針決まる

美容週間1月度会議

NPO法人美容週間振興協議会 全国美容週間実行委員会(尾崎隆司2018年度実行委員長)は1月17日、東京・渋谷区のミルボン東京青山支店で『第1回実行委員会会議』を開催。

尾崎実行委員長は、2018年度の活動方針説明を次のように行なった。

「髪が伸びたから切る、白髪が出たから染めるという単純なものではなく、髪をきれいにすることでよりよい人生を過ごせ、そこから多くのよいことが舞い込むというプレゼンテーションを、美容師が消費者に伝えていく。そのために、1.技術の研鑽 2.サービスマナー・ホスピタリティの向上 3.魅力ある人間力を身につける 4.美容ビジネスにおける物販の重要性 5.美容週間の知名度を上げる にスポットを当てて進めていく」

各分科会も、活動方針を発表。

美容師&会員増加委員会(斉藤充弘委員長):美容師増加は、1.「高校生に美容師になりたいと思ってもらう」 2.「美容学校生がきちんとサロンに就職する」 3.「同実行委員会の会員になる」を計画。まずは、1.に取り組む。方法は美容週間のインスタグラムからAIを使って、美容師の素晴らしさが自動的にフォローされるシステムにする。アップする内容は広報との連携で考え、1年間で1万人のフォロワーをつくる。くしの日に話題を呼ぶ仕掛けづくりをするなど、詳細は今後詰めていく。

イベント委員会(木村文一委員長):グルービーナイト(ヘアショー)は、観客が評価するコンテスト形式にしたい。また外部の風を吹き込みたく、有名サロンにゲスト出演を依頼。外部と競うことで、観客が次年度に出演したくなるようなイベントづくりを進める。6月のアジアビューティエキスポに参加。テキストブックを販売するとともに、ステージショーも考えている。

広報委員会(片桐直人委員長):情報をスピーディに、目的を見失わないよう発信していく。

コンテスト委員会(柏木ゆたか委員長):マスターズカップは、2018年11月28日に開催決定。美容学校生が美容師になること、美容週間の認知度を上げることを兼ねたコンテストにしたい。具体的には、美容学校生の日本一を決めたい。既存の学生コンテストとの差別化を考えている。アワード、グルービーナイトと連動も。

エデュケーション委員会(西海洋史委員長):セミナーを、東京・関西・東北・北陸・九州・北海道で開催予定。希望エリアでも開催。セミナーは「3回コース」「1Dayスペシャルコース」の2コース。基本は3回コース。1回目は専門講師を招き接遇・マナー・店販セミナー、尾崎実行委員長の実技展示、実行委員長と支部長らとのトークセッション、2・3回目は執行部から講師を派遣してセミナーを行なう。チケット制で、非会員の料金は多少割高に設定したい。

支部は栃木、東京、神奈川、静岡、奈良、京滋地区が出席。各地区とも大まかな方針が決まり、今後具体化していくという。