数々のマーケティング関連本といったものも出版されていますが、その中でオススメなのが、WAVE出版から出ている“「300億円赤字」だったマックを六本木のバーの店長がV字回復させた秘密”。
マーケティングが大切だとは理解していても、小難しくとっつきにくい、といったイメージを持たれている方も少なくないと思いますが、本書は(ほぼ実話の)小説形式で進行していくため読みやすく、気づけばマーケティングを学んでいける内容となっています。
著者は、P&Gでマーケティングを学び、ヘンケル、ワールド、マクドナルドなど大企業を見事にV字回復させた足立 光氏。実はシュワルツコフヘンケルの社長も歴任しています。
本書は理美容業界向けに書かれているわけでないが、だからこそ発見が多くあるはず。これからマーケティングを学びたい、これまで敬遠していたマーケティングにもう一度取り組んでみたい、といった方にぜひ手に取ってほしい一冊です。
「300億円赤字」だったマックを六本木のバーの店長がV字回復させた秘密
仕様:四六判・200ページ
ISBN:978-86621-199-2
定価:本体1,500円+税
WAVE出版 http://www.wave-publishers.co.jp/np/index.do
著者:足立光
Bar夜光虫店長・元日本マクドナルド・マーケティング本部長/上席執行役。
目次
1章 空気を変えろ!~マーケティングってなんだ?~
2章 仮説を立てて検証せよ!~マックのライバルは回転寿司とオリエンタルランド、どっち?~
3章 情熱をまき散らし、周りを巻き込め!~人は情熱でしか動かない~
4章 デジタルマーケティングの落とし穴に用心せよ!~話題化には「有名人」も「新商品」もない~
5章 拡散するアイデアはこうひねり出せ!~ヒントはすでにあるものの中にある~