昨秋厚生労働大臣表彰「現代の名工」卓越技能章を受章した花島和久氏の受章祝賀会が3月4日、千葉・舞浜のシェラトン・グランデ・トーキョーベイホテルで開かれ、佐倉市長はじめ関係者ら300名を超える人たちがお祝いに駆けつけた。
はじめに花島氏の足跡が映像で紹介され、1995年のJUHA理美容総合芸術国際選手権での総合チャンピオン、同年第47回全国理容競技大会でも優勝したほか、世界大会での金メダル獲得などの活躍の模様がスクリーンに映し出され、改めて感動シーンを蘇らせた。この後、荒木洋夫氏の開会の辞、次いで発起人の増田稔千葉県理容組合理事長、小林豊同組合常任理事、荒木洋夫同組合印旛支部長、御簾納功一同組合講師会会長、能登谷博樹dhk東京ヘアモードアカデミー会長、白川丈晴全理連中央講師会幹事長6名が登壇、代表して増田稔理事長は「千葉県では初めての受賞になる。新しい気持ちで一層精進され、理容業界の向上発展に寄与されることを期待する」とあいさつ。続いて能登谷博樹会長は「若くして受賞されたが、名工にふさわしい人。今後も業界の先頭に立って尽力いただきたい」とあいさつした。
このあと来賓を代表し蕨和雄佐倉市長、橋岡協美佐倉市議会議員、塚田雄二佐倉商工会議所会頭、山口利光佐賀県理容組合理事長、田中トシオ全理連中央名誉講師が祝辞を述べた後、矢野登司弘千葉県理容組合相談役の発声で乾杯が行なわれ祝宴となった。
宴半ばで登壇した花島氏は、多くの人から花束を贈られた後「諸先輩はじめ家族、スタッフに感謝したい。微力ながら理容業界の発展に向け、自分に課せられた責任を全うするとともに、この栄誉に恥じぬよう精進していきたい」と謝辞を述べた。
<花島和久氏の受章功績>
優れた技術と世界大会の経験を活かし、理容業界の技術向上と普及に尽力し、各種競技大会で後進理容師を上位に導くなど、指導・育成に貢献している。