美容十二章会(川田温子会長)は7月10日、東京・代々木の美容会館で第427回となる『月例会』を開催した。
まず掛川吉隆講師が、『編み込みを使ったアップ』を2点披露した。下準備をすることで髪が扱いやすくなり、仕上がりも良くなると紹介した後、「今はルーズな感じが主流で、上の方にまとめるよりも下の方にまとめるようにして、自分で作る延長のようなイメージが丁度良い」とアドバイス。
1点目は全体的に編み込みを施したスタイルで、編み込みは引き出せるように緩めに編んでいき、片側だけを引き出して合わせ、大きい編み込みに見えるように作り上げた。そして2点目はトップにボリュームを出した編み込みスタイルで、キレイに作るよりも全体のバランスが大切と語っていた。
続く武田浩講師は『ツーセクションでつくるミディアムヘア』を2点展示。1つはアンダー、オーバーセクションともに前上がりのレイヤー。2つめはアンダーセクションが前上がりのレイヤー、オーバーセクションが前下がりのグラデーション。セクションを分けてカットすることで、髪の長さとフォルムが別々に切り分けることができ、「応用できるようになると、いろいろなスタイルにチャレンジできる」と説明した。