JNAが第14回(2019年度)通常総会

NPO法人日本ネイリスト協会(JNA/瀧川晃一理事長)は6月19日、東京・千代田区のザ・キャピトルホテル東急で『第14回(2019年度)通常総会』を開催した。

冒頭、あいさつに立った瀧川理事長は、任期満了に伴う役員改選で、次期理事長に仲宗根幸子会長が満場一致で選任されたと報告後、「約10年の理事長職は、皆さんのご理解があって務めることができたと感じている」と話す。

また業界については、「今では寿命は100歳に到達するということだが、それは健康で美しくなりたいという欲望があってこそ達成できる。そう考えるとネイル業界は伸びしろがある。バランスの取れた究極のオシャレはネイルを施すこと。潜在的なネイル人口はまだまだ眠っている。われわれはこれを掘り起こし、しっかりとマーケットを拡げていく。理事長職を退き、最高顧問という職に就くことになったが、これからも自分のできる範囲でネイル業界の発展に全力を尽くしていきたいと思っている」と述べた。

次いで議決権数4914名(平成31年3月末日現在の正会員数:個人4436名、法人478名)のうち出席127名、委任状2429名で本総会が成立する旨が述べられると、さっそく議案審議に移り、第1号議案:2018年度事業報告承認の件、第2号議案:2018年度収支決算報告及び監査報告承認の件、第3号議案:2019年度事業計画案承認の件、第4号議案:2019年度収支予算案承認の件、第5号議案:監事選任の件、報告事項理事・評議員改選の件他が報告され、すべて原案どおり可決・承認された。

 

その後、懇親会に移ると、はじめに新役員が登壇。そして瀧川理事長が「ネイル業界に対して、まだまだ理想を高く持っていますので、新役員の皆さんとともにトータルビューティの中でネイルの地位を高めていく。皆さんが口紅を塗る感覚でネイルを楽しむ、というところまで持ち上げていきたい」と述べ、仲宗根幸子新理事長を紹介した。

仲宗根新理事長は謝辞を述べると、「ネイルにかける情熱はものすごく持っている。協会創立した際、認定講師は8名。コンテストの出場者も少なかったが、夢だけは大きく、ネイルを周知徹底して広め、ネイルに携わる人たちが喜びを持って仕事できることを目標にしていた。人の話に耳を傾け、ネイル業界に携わる人たちが本当に幸せだと思っていただけるように、これからも努力し勉強しながら邁進していく」と理事長就任のあいさつを述べた。

続いて山東昭子参議院議員/JNA名誉会長をはじめ来賓から祝辞が述べられたのち、福士政広特定非営利活動法人日本エステティック機構理事長の乾杯の発声で懇親の場に。そして水野義夫副理事長の閉会のあいさつで終了となった。