全日本理美容品工業連合会(寺西啓人会長)は、9月19日、東京・水道橋の東京ドームホテルで第19回総会を開催した。同連合会は、関西・中部・東京地区の理美容品工業会が隔年持ち回りで総会を開催しているもので、今年は東京地区の実行で行なわれた。
総会前に行なわれた理事会では、各地区理事が連合会役員として新たに選任され就任した後、総会に移り、阪本昇次理事の司会進行で開会。冒頭寺西前会長(中部工業会理事長)は「次期は今まで以上に大変だと思うが、会員の総力を結集して業界を盛り上げていただきたい」とあいさつ。次いで新役員紹介後、代表して古谷龍太郎新会長(東京工業会理事長)は「厳しさは変わることはないので、製造業の立て直しに全力を傾注するとともに、会員相互が団結して業界の発展に貢献していきたい」とあいさつした後、寺西前会長を議長に選任して議案審議となり、事業報告・会計報告・監査報告が滞りなく行なわれ、いずれの議案も全会一致で可決承認された。引続き司会より大会宣言が読み上げられ、拍手で採択して総会を終了し記念講演会につないだ。
記念講演は、元東京理美容品工業会理事長・株式会社東光舎の井上弘会長により「理美容品工業会の始まり」を演題に、同会60年の歴史が語られ、来賓をはじめ受講者は興味深々の様子で聴き入っていた。講演会終了後は、東西の卸商社代表、ディーラー組合の代表が来賓として出席する中、懇親会が行なわれ交流を深めるひと時を過ごした。