一般財団法人国際美容協会(山野愛子ジェーン理事長)は2月10日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪「飛天」で、『平成29年度山野学苑合同認定証授与式』を開催。美容着付師(山野美容芸術短大・山野美容専門学校1年生)561名、花嫁着付師(山野美容専門学校2年生)49名、ブライダルアーティスト(山野美容芸術短大2年生)41名に認定証が授与され、651名の新講師が誕生した。
山野理事長は「今後も技術を磨き、山野ファミリーとして活躍することを期待している。東京オリンピックには、多くの外国人が来日する。ぜひ、きものの素晴らしさを伝えてほしく、自分はもとより家族やまわりの人々にきものを着せてほしい」と述べた。
新講師代表は、ゼロから始めた着付けで日本人であることを実感し伝承していくこと、この経験が美を提供する力になると信じ、社会に貢献できる美容師になることを誓った。
会場には新講師の家族らが多く臨席しており、講師として1枚目の名刺を家族に手渡し、喜びを分かち合った。
最後に、山野理事長と中川巧スタン理事に感謝の意を込めて花束贈呈があり、認定証授与式は終了した。
祝賀会に移り、株式会社アルテ サロン ホールディングスの吉原直樹会長が「日本の文化を継承し、山野学苑で学んだことを誇りに美容師として成長してほしい」と祝辞を述べた。
『第67回芸術祭全国大会』で優秀な成績を収めた学生によるデモンストレーションも行なわれ、“ヤマノエール”でお開きとなった。