日本エステティック協会「AJESTHE Beauty Festival in YOKOHAMA」開催

毎年、認定校学生によるエステティックコンテストを開催してきたが、今回から来場者が充実した時間を過ごせるようにと、企業やサロンのブース、トークショー、パネルディスカッション、企業ステージも同時に展開する「AJESTHE Beauty Festival」として開催。後援は厚生労働省、経済産業省、中央職業能力開発協会。両省の後援は、エステティック業界初とのこと。

 

コンテストは今年12回目となる。基本部門と応用部門があり、同協会認定校43校からエントリーした72名(基本33名、応用39名)が出場。基本部門は20代のノーマル肌・普通体型のお客さまを想定してフェイシャルトリートメントを行なった。応用部門は40~50代の中肉・中背でノーマル肌のお客さま(お客さまの悩み:顔のしわ・たるみ、肩こり、腰背部・上腕部の脂肪)を想定して、フェイシャル&ボディの応用テクニック技術を競い合った。

基本部門の1位は、秋武優莉選手(関西ビューティプロ専門学校)。応用部門1位は池田真由選手(長野理容美容専門学校)。秋武選手は「1位になれたのは先輩と先生のおかげ」、池田選手は「親身になって指導してくれた先生、相談相手になってくれた友人、毎日送り出してくれる家族に感謝している」とコメントした。なお、応用部門1~5位入賞者は中央職業能力開発協会会長賞が贈られるとともに、2021年上海で開催の技能五輪国際大会の日本代表選手最終選考会への出場シード権が与えられた。

ステージやブースでは、エステティック商品体験ができたり、就職相談が行なわれた。若手エステティシャンによるパネルディスカッションでは、“「令和のエステティック」を考える”をテーマに、技能五輪国際大会銀メダリストの三谷麗奈さん他が、目指したきっかけやエステティシャンの魅力を披露し「今後は、精神的なところも含めて一人ひとりに向き合うことが求められる。周りの方への感謝の気持ちを忘れずに頑張ってほしい」と結んだ。

トークショーは雑誌「bis」(光文社)のモデルで=LOVEのメンバー、大谷映美里さんが自身の美容法などを紹介し、来場の学生やファンに応援メッセージを送った。

コンテストの入賞者は次のとおり。
【基本部門 入賞】
一位:秋武 優莉(関西ビューティプロ専門学校/大阪府)
二位:名越 千真(クレド スパ&エステティックスクール /福岡県)
三位:林 璃奈(福岡南美容専門学校/福岡県)
四位:井上 日万里(国際理容美容専門学校 3号館/東京都)
五位:伊賀 みつき(大阪ビューティーアート専門学校/大阪府)
敢闘賞:北岡 絵里香(河原ビューティモード専門学校/愛媛県)
敢闘賞:草刈 稀星(仙台ヘアメイク専門学校/宮城県)
敢闘賞:塩見 恭香(京都医健専門学校/京都府)
サロン賞(選考:スリムビューティハウス):森 千優(東京ビューティー&ブライダル専門学校/東京都)
サロン賞(選考:エイチ・ツーオー):伊賀 みつき(大阪ビューティーアート専門学校/大阪府)

【応用部門 入賞】
一位:池田 真由(長野理容美容専門学校/長野県)
二位:石川 葉月(松本理容美容専門学校/長野県)
三位:加藤 奈緒(河原ビューティモード専門学校/愛媛県)
四位:吉田 真実(スリムビューティハウスアカデミー/東京都)
五位:明石 紗英(専門学校穴吹ビューティカレッジ/香川県)
敢闘賞:越路 真帆(福岡ビューティーアート専門学校/福岡県)
敢闘賞:槙田 紗希(関西ビューティプロ専門学校/大阪府)
敢闘賞:柚木 美咲(クレド スパ&エステティックスクール/福岡県)
フェイシャル技術賞:柚木 美咲(クレド スパ&エステティックスクール/福岡県)
ボディ技術賞:池田 真由(長野理容美容専門学校/長野県)
サロン賞(選考:スリムビューティハウス):池田 真由(長野理容美容専門学校/長野県)
サロン賞(選考:エイチ・ツーオー):森下 恭羽(東京ベルエポック美容専門学校/東京都)