一般社団法人Japan Hairdressing Awards Association(蒲生茂理事長)は『第30回ジャパン ヘアドレッシング アワーズ』(藤本圭哉運営委員長)を11月11日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで開催した。国内の共催美容専門誌7誌にクレジット入りで発表された作品により選出するオフィシャル・アワーズの大賞「JAPAN HAIRDRESSER OF THE YEAR」、新人賞「NEWCOMER OF THE YEAR」と、一般公募作品を対象としたアプリケーションアワーズの「RISING STAR OF THE YEAR」(AREA STYLIST OF THE YEARのFINALISTとなったすべてのヘアデザイナーから選ばれる)、「AREA STYLIST OF THE YEAR」の4部門で構成されており、今年は1371名の作品が対象となった。
このアワーズは『BRITISH HAIRDRESSING AWARDS』(BHA)を参考として、1990年に発足。今回30回目の開催を記念してのセレモニーも行なわれた。さらに、特別ゲストとしてイギリスから来日したAnthony Mascolo(アンソニー・マスコロ)氏がショーステージを行ない、アンソニー・マスコロ賞も選出した。マスコロ氏はTONI & GUYの創業メンバーで、第1回授賞式の審査員を務めている。
「JAPAN HAIRDRESSER OF THE YEAR」2019グランプリは、古城隆さん(DADA CuBiC)が受賞した。古城さんは「(植村隆博代表が亡くなって)6年ぐらい苦しいなかで、自分と真剣に戦ってできた作品。サロンに大きな穴があいたときに、サポートしてくれた皆さんに感謝している」とコメントした。準グランプリは、神谷翼(SCREEN)。神谷さんは昨年、同部門でグランプリを受賞している。
受賞者は以下のとおり。
【OFFICIAL AWARDS】
「JAPAN HAIRDRESSER OF THE YEAR」(大賞)
グランプリ:古城 隆(DADA CuBiC)
準グランプリ:神谷 翼(SCREEN)
アンソニー・マスコロ賞:今井 愛(PESCO PESCA)
「NEWCOMER OF THE YEAR」(新人賞)
最優秀新人賞:松山 絵美(Double)
優秀新人賞:金谷 二郎(snob)
【APPLICATION AWARDS】
「RISING STAR OF THE YEAR」(ライジングスター賞)
最優秀賞:谷 直樹(DEN hair design)
優秀賞:宮田 誠規(broche)
優秀賞:谷村 唯(RITA.)
「RISING STAR OF THE YEAR」(ジャーナル賞)
PREPPY賞:平原 健太郎(Nicole.)
TOKYO FASHION EDGE賞:吉見 光史(Lita)
BOB賞:竹野内 宏明(Edge)
IZANAGI賞:吉見 光史(Lita)
SNIP STYLE賞:松井 正太(Double SONS)
HAIR MODE賞:谷 直樹(DEN hair design)
SHINBIYO賞:齋藤 隆志(favorite garden)
「AREA STYLIST OF THE YEAR」(各エリア賞)
北海道・東北エリア賞:吉見 光史(Lita)
東京エリア賞:松井 正太(Double SONS)
関東エリア賞:宮間 タカヒト(FELIZA)
中部エリア賞:伊藤 謙二(idea)
近畿エリア賞:杉川 友洋(merci)
中国・四国エリア賞:齋藤 隆志(favorite garden)
九州・沖縄エリア賞:山本 憲一(TAG hair brand)