横田富佐子総合美容文化会で森園武志氏がアップスタイルを披露

 横田富佐子総合美容文化会は1月21日、 ダリア・スタジオで『第254回例会』を開催した。

 教養講座では、つくり笑顔アドバイザー/うつ病家族支援アドバイザーの望月美由紀氏を招聘。『20年お客様を笑顔にしてきた道化師がお伝えする 笑顔美人でおもてなし! 相手を引き付ける爽やか笑顔と会話術』と題した講演が行なわれた。

冒頭のあいさつでパントマイムを披露し、会場を驚かせた望月講師。25年前に大道芸人に魅了され、クラウン(道化師、ピエロ)について勉強したそうで現在、本格的に活動もしているという。

また自身のうつ病をきっかけに免疫学に触れ、「笑いは身体に良い」と再認識。「つくり笑い」からはじめても笑顔で脳が元気になると話す。そうして会話術、アドリブ力、アクティブリスニングなど、明日からでもできる内容を受講生と一緒に楽しみながら体験した。

 続く技術講座は、Atelier enishi 代表で美協日本ヘアデザイン協会(NHDK)創作設定プロジェクト委員の森園武志氏が、『一つのブロッキングで洋から和への転換 ショーのヘアスタイルにおける考え方』をテーマにアップスタイルを披露。モデル2名を使い、スタイル3点を分かりやすくレクチャーした。

初めにひとつのブロッキングで、ロングのモデルをボブ風のアップスタイルに仕上げた。森園講師は「洋装はシルエットは縦で小さめ、ウエイトは高め。和装はシルエットは横で大きめ、ウエイトは下めという点に気を付ける」と、丁寧に説明。またアイロンの巻き方や面の作り方などのテクニックを披露していく。

またNHDKのヘアショーで実際に6~7分で作った作品を再現。黒いドレスにボルドーのヘアピースがベストマッチで、迫力ある美しい面と絶妙なバランスとなっていた。