ステップボーンカット協会が教育型オンラインサロン『TICK-TOCK SCHOOL』を設立

 一般社団法人 ステップボーンカット協会は、小規模サロンのアシスタント育成を応援することを目的に、グループ会社株式会社TICK-TOCK(美容室経営)のアシスタントカリキュラム動画の提供とともに、教育型オンラインサロン『TICK-TOCK SCHOOL』を5月20日に設立した。
同社は、美容学校新卒から売れるスタイリストに育成する教育型ヘアサロン。2000年頃よりカリキュラム動画の活用に取り組み、入社2~3年でデビュー月売上100万円以上のスタイリストを育成をしている。また、ステップボーンカット協会は認定講座を開催しており、その本部講師を兼ねているスタイリストが多く、技術教育スキルには長けている。

美容師は、どうしても営業終了後に練習を行なうことが多く、教えるスタイリストと教えられるアシスタントの2人の残業代が必要となる。また勤務時間中では、時間的な制限がある。
そこで動画であれば、アシスタントはスマートフォン等でいつでもどこでも見ることができるため、イメージトレーニングが可能であり、ひとりでも練習を進めることもできる。しかしカリキュラム動画を自社で制作しようとすると、今度は時間と労力がかかってしまう。

■TICK-TOCK SCHOOLとは

『TICK-TOCK SCHOOL』ではオーナーや先輩は空いてる時間に補助として教えていけばよく、さらにオンラインサロンの中でわからないところや練習したことをみんなで共有し合えるという。人間力の向上につなげたり、デビュー前に売上を上げるアシスタントにすることを目的のズームミーティングなども予定されている。オーナーも一緒にオンラインサロンに入れるので、自店のアシスタントが何を学んでいるのか、他店がどのような練習をしているのかも窺い知ることもできる。
■これまでの問題点と解決策

一般的に顧客を持つ一人前の美容師になるまでは3~5年かかるが、その間に90%は退店し、他の仕事に転職すると言われている。とくに小規模サロンの育成は困難で、アシスタントの退職率が非常に高い状態となっている。

原因は
1.教育システムがない。
2.ライバルがいない。
3.常に一緒に仕事をしている人が教えると、逆に人間関係を悪くすることがある。

その解決法として、教育をアウトソーシングすること。アシスタントがわからないところをオーナーが手伝い、アシスタントに感謝してもらう仕組みのドライで新しいアメリカナイズされたシステムが、お互いに気も使わず余分なエネルギーを消耗しないため、お客さまに専念でき売上が向上する。
師弟制度は依存関係で成り立つので、師は“教えてあげてるから”という甘え、弟は“教えてくれない”、または“練習しなさいと言われるのはいやだ”という甘えがある。それがストレスとなり、長続きしない原因にもつながっている。

本来は自分の技術は自分の力で得るものであり、何より働き方改革の中では、そのような甘えは通用しない。お互いに独立した関係で、プライベートを充実させ気持ちよく働き、最大限の生産性を追求する。これが今後の小規模美容室経営には求められるかもしれない。
また、雇用調整助成金、人材開発支援助成金、キャリアアップ助成金の対象にもなるので働き方改革に対応する効率経営のひと役買ってくれる。

■TICK-TOCK SCHOOLの目的

・美容師アシスタント教育の常識をくつがえす
・スタイリストデビュー月に100万円売上を達成する
・上記を達成するためにカリキュラム動画をリニューアルする

■こんな方に

1.教育カリキュラムを助成金に使用したい
2.教育カリキュラムがなくて困ってるアシスタント
3.技術をしっかり学んでないまま美容師になった方
4.スタッフをオンライン留学させたい経営者の方

TICK-TOCK SCHOOL詳細
https://stepbonecut.teachable.com/p/tick-tock1

ステップボーンカット協会
東京都港区南青山6丁目8-10
https://sbc-a.jp/

株式会社TICK-TOCK
https://tick-tock.co.jp/