高津理容美容専門学校(古武一成理事長、疋田康子校長)は9月28日、大阪・門真市のなみはやドームサブアリーナ(大阪府立門真スポーツセンター)で『54th KOZU HAIR FESTIVAL 2020』を開催。「学生技術コンテスト」「世界大会デモステージ」「ヘアショー・東西カットバトル」のプログラムで行なわれた。体育館とあって、通気対策・密を防ぐ広いスペース・消毒の徹底もできた。例年は大勢の来場者を迎えていたが今年は新型コロナウイルス感染予防から、学校関係者・学生のみの縮小開催となり、フェスティバルのようすをYouTube(ノーカット)で配信し、理美容関係者・学生家族・高津学校後援社など多くの人々にスマホで気軽に観てもらった。
古武理事長の開会宣言で「学生技術コンテスト」がスタート。19部門で、これまで学んだ技術とデザイン力、創造力を競い合った。
次に行なわれた「世界大会デモステージ」は、2019年パリで行われたOMC世界理美容技術選手権大会で活躍したKOZU卒業生によるスペシャルデモンストレーションで、2018年に卒業した重松学さんと上野山貴也さんが登場した。進行は池田道治講師。重松学さんは、ジュニア・ファッションカテゴリーのサロンカットで金メダルを、上野山さんはジュニア・団体テクニカルカテゴリーで銅メダルを獲得。世界大会と同じスタイルを披露し、難しかった点、見てほしいポイントなどを説明した。最後に「夢中になれるものを探し、経験をたくさん積んでほしい」と在校生にメッセージを送った。
「ヘアショー・東西カットバトル」は関東と関西を代表するスタイリスト(高津講師会メンバー)が、チェンジをテーマにカット対決した。関東はの山中浩二講師(SUPER CUT P A S TIME)と桜井章生講師(Velvet on the Beach)、関西は植松良介講師(la tienne igrek)と木村大輔講師(bon hair&make)が出場。学生の拍手の大きさにより、関東に軍配が上がった。
表彰式で疋田校長は「日程、会場が変更になるなど多くの制約がかかるなか、学生の心に残り、興味をかき立てられ、勉強になる一日にしたかった。ハイライトのコンテストは、レベルアップのためのペースメーカーといえる。コンテストのための準備、コンテスト、終了後に反省し、さらに目標達成を目指すようなコンテストを、ひとつでも増やしていきたいという思いでフェスティバルを開催した」と述べた。
各部門の入賞者は次のとおり。
【理容ワインディング1年】
優勝:奥村 篤人
第2位:内田 南風
【カット ワンレングス ブロー 1年】
優勝・後援会長賞:野口 夕葵
第2位:村岸 紗希
第3位:福本 美咲
入賞:長谷川 美月
【ワインディング1年】
優勝:山﨑 翼
第2位:杉本 翠
第3位:堀 翔太
入賞:伊藤 涼香、、篠永 凌佑、子安 諒太、久保 阿美、坂本 琴、砂川 朱音
【コームアウト1年】
優勝:三宅 虹愛
第2位:大道 七海
第3位:高木 ちとせ
入賞:井上 来夏、堀 千紘、前川 明日美
【理容バーバースタイル】
優勝:重名 陸
【理容ミディアムカット】
優勝:上野 舞依
【美容ワインディング】
優勝:城弟 快音
第2位:竹原 紗耶
第3位:渡邊 彩乃
入賞:合田 佳永、水谷 ひかり、村上 陽菜、黒木 麻弥
【美容選抜ワインディング】
優勝:木瀬 諒
第2位:丸山 里桜
【美容ピンカール】
優勝:辻 桃加
第2位:川上 華
第3位:大和 瞳子
入賞:安田 妃良、山崎 太夢、大脇 冴香、松山 弘樹、片岡 さくら
【専攻ネイル】
優勝:伊豫 さくら
【専攻ブライダル振袖】
優勝:園田 眞己
【専攻ブライダル留袖】
優勝:石田 安梨沙
【専攻ヘアデザインコームアウト】
優勝・後援会長賞:藤田 瞳
第2位:明石 郁哉
第3位:北野 豊彦
入賞:武智 未来
【専攻ヘアデザインクリエィティブ】
優勝:田中 花純
第2位:緒方 紗貴
第3位:福本 光
【専攻ヘアデザインカットグラデーション】
優勝 :松田 晴美
第2位:小倉 莉世
第3位:相沢エリカ
【専攻ヘアデザインカットフリースタイル】
優勝・古武学園賞:川村 美澪
第2位:宮﨑 鈴
第3位:岡田 和奈
入賞:森本 七加
【専攻メイク】
優勝:釣 玲菜
第2位:影山 愛実
第3位:松永 幸
【フォトセッション】
優勝:返 理菜、中川 暖々、松尾 一輝
第2位:土海 広之、釣 玲菜、明石 郁哉
【デッサン】
優勝:坂本 琴
第2位:中尾 真弓
第3位:兼本 沙奈
入賞:小櫻 錬、仲宗根 美優、井上 来夏、徳永 吏杏