国際理容美容専門学校(和田美義校長)は11月13~16日まで、『美翔祭2020』を開催した。美翔祭はトータルヘアショーと学園祭コンクールで構成され、地域社会と連携を図りながら各科の学生・生徒が企画・演出・運営を行ない、日頃の学習成果を発表する場となっている。
13日、14日に行なわれたヘアショーは卒業年次生によるもので、会場は例年通り東京・日暮里のホテルラングウッドサニーホールだが、今回はコロナ禍とあって無観客での実施となった。
各科はそれぞれの特徴を活かしたテーマを設定し、パフォーマンス。在校生のみならず、高校生やサロン、学校外の人々にも観てもらいたいと、14日はInstagramを使用したライブ配信を行なった。各科のテーマは、理容科「Society」、美容科「花鳥諷詠」、ビジネス美容科「国色天香~brilliant~」、ビューティアーティスト科「RGB」、美容高等科「花鳥風月」であった。
16日は、卒業期以外の学生・生徒が今年、学園祭の代わりとして学園祭コンクールを同校本校舎と新館で行なった。メンズカット、ワインディング、アップスタイル、アートメイク、ボディメイキングの5部門があり、学年や専門的に学んできた技術の違う学科が織り混じって技術力を競い合った。
また、同学園高等専修学校製菓衛生師・調理師科によるアフタヌーンティーは、同専修学校校舎で15日に開催。前日から紅茶やコーヒーに合わせた料理を準備し、当日はハンバーガーやケーキなどの提供と接客を行ない、接客までの実践力も身につけた。