湘南ビューティーカレッジ 「第16回通信課程 卒業式」

湘南ビューティーカレッジ(井出隆夫校長)は、9月7日同校で第16回通信課程の卒業式を(コロナ禍で非常事態宣言中でもあり)卒業生と教職員のみで挙行した。

開式の辞、国歌斉唱で始まり、卒業生の名前を担任が読み上げ生徒一人ひとりに校長より卒業証書が手渡された。また、優れた成績を残した岩永みほさんに理事長賞、校長賞には木尾舞海さん、日本理容美容教育センター学業優秀者賞に五十嵐若菜さん、理容技術優秀者賞に江成美咲さんらにそれぞれ授与された。

祝辞では同校設立母体である、かながわ理容美容協同組合川上静雄理事長から「コロナ禍においても自分の思い描いた目標に向かい夢を実現し、理美容技術のプロとしてこれからも努力し続けてほしい」との激励に続き、井出校長は「この目まぐるしく変わるコロナ禍の中で、他人と比較せず自分を見失わず力強く自立するために校長講話では、仕事に対する人生観を伝えてきた。技術者である前に社会人として自立する事、働くとは、無駄のないベストの行動の『体の働き』次に何をやるか考える『頭の働き』相手の立場を思いやり人の役に立とうとする『心の働き』この3つが出来て初めて仕事ができるのです。人様の役に立ち、喜ばれ、必要とされることを自分の生きていく信念とするために、当校の教育理念である『挨拶』『清掃』『忍耐』を実行しオンリーワンの技術者を目指して欲しい」と式辞を述べた。

次いで卒業生代表の江成美咲さんが「実習授業では、大変だったこともありましたが、先生方の熱心な指導のおかげで少しずつ確実に成長でき感謝の気持ちで一杯です。同級生がいたので頑張ることができました。これから私たちは自分の夢へと向かって歩んでいきます。卒業生一同今後とも精進してまいります」と挨拶。祝電披露、卒業式の歌、閉式の辞の後、卒業生は教職員の拍手に送られ会場を後にした。