2016年9月15日号(第1647号)

 

 

全国美容週間実行委員会
『BEAUTY WEEK FESTIVAL 2016』開催
第1回『MISS BEAUTY WEEK』、四日市市の中山季実さんに決定

 NPO法人美容週間振興協議会(滝川晃一理事長)2016年度全国美容週間実行委員会(上田美江子実行委員長)は8月30日、東京・渋谷区の恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホールで『BEAUTY WEEK FESTIVAL 2016』を開催した。

 一般消費者・美容学生・学生・美容師が多数来場した本イベント。ステージでは「BEAUTY WEEK AWARD」「MISS BEAUTY WEEK ヘアメークおしゃれグランプリ」「Beauty Week Hair Show LOVE 4つ愛のカタチ」が繰り広げられた。

 またホワイエでは「ステキ変身ブース」を設置し、プロによるヘアスタイリング、メイキャップ、ハンドマッサージ、ネイルなどの美容技術を楽しく体験したり、ステキ変身後の姿をプロのカメラマンが撮影し、ファッション誌の表紙風にプリントしてもらえるサービスなどが行なわれた。

BEAUTY WEEK AWARD 2016

 髪の美しさを切り口に今、最も輝いている人に贈られる『BEAUTY WEEK AWARD 2016』の授賞式では「リッチカラーショート部門賞」に医師・タレントの西川史子さん、「キラキラウェーブ部門賞」は歌手・女優の神田沙也加さん、「ツヤツヤロング部門賞」にはHKT48などで活躍するアイドルの指原莉乃さんが選ばれた。それぞれヘアスタイルや日頃のケアの対するこだわりを語り、喜びの笑みを浮かべた。

 なお、パーマヘアがチャームポイントになっている神田さんには日本パーマネントウェーブ液工業組合・田尾大介理事長から「ウェーブヘアスタイル賞」も併せて贈られた。

第1回『MISS BEAUTY WEEK ヘアメークおしゃれグランプリ』

 会員サロンのお客さま(16〜25歳まで)のヘアメーク姿写真を募集し、最終選考された8名の中からフェスティバルでグランプリを決定・表彰する第1回『MISS BEAUTY WEEK ヘアメークおしゃれグランプリ』は、来場者が人気投票を行なった。

 ヘアショー後にグランプリを表彰。栄えある第1回グランプリは、三重県四日市市の中山季実さん(サロン名:Ame、担当:松木宏紀さん)が受賞。上田委員長みずからがデザイン・作成したという王冠と、深紅のガウンを着せて副賞を手渡した。中山さんは今後、「ミス・ビューティウィーク」として、イベントやヘアショーなどで活動していく。

 上田実行委員長は「お客さまはキレイになりたい、コスプレしたいなどの夢を持っている。その夢を叶えるのは美容師。美容師はとかく自分のできることしか夢を見ない。壮大な夢を持つお客さまの想いを叶えたいと、このグランプリを開催した。これからも、リアルなお客さまの夢を叶えていただきたい」とコメントした。

Beauty Week Hair Show LOVE 4つ愛のカタチ

『Beauty Week Hair Show LOVE 4つ愛のカタチ』は、会員サロンのなかの30チームが4シーンに分かれてトータルコーディネートを披露した。1st stage:HAPPY LOVE(日常の愛)、2nd stage:UNIVERSAL LOVE(ウエディング)、3rd stage:LOVE OF BEAUTY(和モダン)、4th stage:WOMAN LOVE(テーマ「輝く星」。ラストステージは上田実行委員長)

9月4日「くしの日」イベント

 同実行委員会は9月4日の「くしの日」を中心にさまざまなイベント行なっており、9月2日に東京・目黒区の大鳥神社で『くし供養』を執り行なった。

 同日、全国一斉に主要駅などでくし配りを実施。東京・有楽町駅前や向かいの交通会館前では、実行委員会に加入している美容師や関係者約30名が通行人に、「9月4日くしの日」をアピールしながら2000本を配り、終了後は全員で記念撮影を行なった。

 

 

全理連『第4回理事会』
カットのみのメニューを積極的に提案!?

 全理連(大森利夫理事長)は9月8日、東京・代々木の全理連ビル9F会議室において、2016年度第4回理事会を開催した。

 理事会本会では、まず報告事項が紹介された。そこでは、①会議日誌について、②理容総研からの提言書について、③理事研修会の講師およびテーマについて、④理容文化社との排水管・排水枡の共同使用の覚書について、⑤理容2016メッセージ全国大会の出場選手について、⑥2016年理容業界振興論文の審査結果について、⑦その他について、などが報告された。

 ①会議日誌についてでは、2016年6月から8月に行なわれた正副理事長打合会や常務理事会、第2、3回理事会などの議題とその経過について、そしてそれらすべてが了承、もしくは承認済みであることが再確認された。

 ②理容総研からの提言書についてでは、以下のようなテーマと提言が紹介された。

・「多様化メニュー」で顧客獲得へ〜選択肢を増やし、顧客ニーズをつかむ〜

 この提言の中で特徴的なのは、「カットのみの顧客を積極的に受け入れる」ことを推奨していること。従来は分割メニューに対して消極的だったが、それを方向転換。カットだけではなく、シャンプーやシェービングも単品メニュー化を勧めている。ただ本理事会ではそれに対し慎重論が出たのも事実。業界全体として、さらに吟味が必要というのが現状のようだ。

 ⑦その他についてでは、国主導による「理美容業の在り方に係る規制の見直し」(規制改革)についても報告が行なわれた。そのおもな内容は二重資格の簡素化で、ようは理容師または美容師のいずれか一方の資格取得者が、他方の資格を取得しやすくしよう、というもの。そのために国家試験の内容を見直すことも検討されている、という。ただこれはまだ議論の最中で、今後の成り行きに注目が集まっている。

 報告事項につづいては協議事項が発表された。そこでは①平成28年度上半期事業報告について、②第169回臨時総会・同評議員の運営について、③平成28年度各種表彰式典について、④2017OMCパリ世界大会ジュニア部門出場選手の募集について、⑤第68回全国理容競技会(於:高知県)の入場区分について、⑥第68回全国理容競技大会「マスタースタイリストアワード」選手再募集について、⑦第69回全国理容競技大会(於:和歌山県)要項について、⑧「全理連代々木の宿」宿泊料金(一般料金)改定について、⑨組合加入促進物の作成について、⑩その他についてなど、全部で10項目が議題となった。

 これらの議題についてすべて協議・承認され、第4回理事会は滞りなく終了、その後閉会した。

 

 

タカラベルモント
『TB-SQUARE』竣工、披露式典

 タカラベルモント株式会社(吉川秀隆会長兼社長)は世界最大級のプロフェッショナルビューティの情報発信基地『TB-SQUARE(ティービー スクエア)』がグランドオープンする9月16日を前に、9月12日に披露式典が開催された。

 昨春に建設を発表されたが、この度“見て、体験して、感じることができる”をテーマに従来のショールームの枠を超えた、理美容サロンオーナーおよびプロ技術者向けの情報発信基地を竣工。

 また式典に先立ち11日にはプレスツアー&記者発表会、12日・13日には理美容サロンの特別内覧会、14日は近隣の方々を招いた地域内覧会、15日には大阪市、大阪商工会議所主催、ジェトロ大阪本部協力の在阪外資系企業を対象とした大阪ビジネス交流会のツアーの一環で見学会が行なわれるなど、業界内外に広くTB-SQUAREをお披露目した。

 12日の披露式典では、未生流笹岡家元の笹岡隆甫氏と奥伝の吉川社長により生け花が披露された後、吉川社長は「創立以来95年間、世界の理美容に従事される方々の夢の実現に役に立てるモノ作りやサービスの提供に努めてきた」として、「1970年に人類の進歩と調和をテーマに開催された大阪万博の際にはわれわれの業界を多くの人に知っていただきたい、業界への恩返しをしたいという思いから、パビリオンを単独出展した。連日ヘアショーを開催し、多くのヘアスタイリストの方々に参加いただいて業界全体として大きな元気を発信したイベントだった。“お祭りのない村には繁栄はない”との考えから、1990年代後半から業界発展に貢献するためのイベント“TWBC”を開催している。また新製品、新技術などを提案してきた」と業界とともに歩み業界の発展を願ってきたことを回顧。

 続けて「今回、世界最大の美の情報発信基地となるこのTB-SQUAREを建設したのも、業界の繁栄に貢献したいという願いからである。理容、美容、エステティック、ネイルなどの美の領域で働く方々が技術を学ぶとともに、集い、最新の情報や機器を見て体感することで、“お客さまの要望に応えることができる技術者になりたい”“このようなサロンを作りたい”“サービス化を考えている”といった夢を具現化していける場所にしたい。また美に関する最新情報の発信基地として日本のみならず、世界中の美と健康の情報を求めているサロンの皆さま、そして感度の高い消費者の方々にもお越しいただける新しいランドマークとして、日本の経済発展の一翼を担えればと考えている。次の100周年に向けても変わらぬご支援をお願いしたい」と述べた。

 式典には理美容関係者はじめ、政財界からも大勢が出席。大阪の新しいランドマークTB-SQUAREの完成を祝った。

 機器・頭髪化粧品のショールームは世界中にあるが、サロンメニューの体験や空間展示、専門性の高い技術の講習、サロンマネージメントの相談までできるのは世界中でTB-SQUAREだけだという。これまで同社が蓄積してきた、理美容・化粧品分野における技術ノウハウを集約し『FIND50(TRY、STUDY、SELECTの3つのアプローチから50コンテンツが用意されている)』と呼称するコンテンツの提供や“サロントータルアドバイザー”といった人的サポートでプロビューティに携わる人々の夢を後押しする。

【TB-SQUARE】概要
所在地:大阪市中央区島之内2-13-22
建物:5階建て、敷地面積:1427.67、建築面積:961.44、述べ床面積:4567.79㎡工期:2015年8月〜2016年9月、総工費:約20億円
◎1階:コミュニティホール、体験ブース、TBライブラリー
◎2階:シャンプーブース、バーバーブース、セットチェアブース、エステ・ネイルブース
◎3階:フレキシブルセミナールーム、空間ラボ(スケールラボ)、空間ラボ(ライトラボ)、タカラ・デザインラボ
◎4階:ルベルブランドブース、ルベルスタジオ
◎5階:ブランドディスプレー、ネイルカレッジ、シャンプースタジオ
◎屋上:緑化ガーデン

TB-SQUAREに関する問い合わせは、フリーダイヤル:0120-767735まで。

WEBサイト:http://www.tb-net.jp/tb-square

 

 

滝川『第45回タキガワトレードフェア 2016』
BEAUTY EVOLUTION—ビューティビジネスの進化—

 滝川(株)(滝川睦子社長)は9月5日、東京・台場のグランドニッコー東京 台場で『第45回タキガワトレードフェア 2016』を開催した。

 オープニングセレモニーでは滝川社長が謝辞に交え、「ビューティビジネスの進化というテーマどおりのものをお持ち帰りいただけたら」とあいさつ。その後、テープカットも行なわれた。

 今年は会場のレイアウトを変更。出展社、来場者ともに「開放感があり、また今まで以上にそれぞれのブースをじっくりと見れる」と好評。また美容ライト機器『ルテラ』を使用した脱毛メニューや、ネイル、エステティックなどの体験ブースも設けられた他、セミナーでは『ルテラ』導入店のその後のインタビューVTRや、髪床 時代屋(愛媛・松山)による理容店での成功実例が語られた。

 まさにトータルビューティを軸とした、『ビューティビジネスの進化』を体感できるイベントで、多くの来場者が明日へのヒントを持ち帰ろうと熱心に聞き入っていた。

出展・協賛メーカー数:150社
参加ディーラー数:292社(621名)

『謝恩パーティー』

 トレードフェア終了後には、同会場にて謝恩パーティーも催された。冒頭、主催者を代表し滝川社長は「滝川は繰り返しトータルビューティについてお話しさせていただいているが、今日も多くのお客さまから新しい提案を持ち帰られるという声もいただき、大変うれしく思っている。まだまだ時間が足りないと思われたが、これからたくさんの時間を共有させていただきたい」とあいさつした。

 次いで来賓を代表して、津川亮一(株)東和社長があいさつ。そして鏡開きが行なわれ、 田尾大介(株)アリミノ社長による乾杯の発声で謝恩の宴に。抽選会やビンゴ大会なども行なわれ、盛況裡に終了となった。
参加者数:約570名

滝川
『タキガワトータルビューティフェス』
専門知識と情報を得られる無料セミナー&デモンストレーション

 トレードフェア翌日の9月6日、同会場にて『タキガワトータルビューティフェス』が開催された。

 これは同社が2年をかけて全国各地で開催してきたトータルビューティセミナーの集大成という位置づけ。メンズヒゲ脱毛や美容室ネイル、ジェシカハンドスパ、ベルナールカシエールマッサージキャンドル、ラファンテプチエステの成功事例やメニューが提案された。

 さらに導入成功例からPOP、工程表、メニュー例なども公開。その体験会も設けられた他、セミナーではヒロ マツダ講師(THE BARBER)が自店の取り組みから、『男性客の取り込み方』を解説した。

 またデモンストレーションとして、宮沢輝子講師(エステサロンTe・Luce)がその『マッサージメソッド』を披露。さらに人気ネイリストの田辺さおり講師(BLC nail salon)による『大人可愛い最旬アート』、同じく竹原千晴講師(tati)の『tati流ネイルワーク』と、サロン経営に直結する新製品、新技術が一堂に集結し多くの来場者を集めた。

 

 

滝川
『第38回TISA全国経営者大会』開催

 タキガワトレードフェアの翌9月6日には、TISA全国経営者大会が行なわれた。はじめに岩田一良TISA運営委員会代表委員((株)東和会長)が「業界を取り巻く環境は、サロンの人手不足、来店頻度の低下、売り上げ減など厳しい状況にある。サロンが良くならなければ我々も良くならないので、値引き競争ではなく、業界をあげてサロンのサポート競争にしなければならない。本日の講義をヒントにしてサロンの繁栄につなげていただきたい」と開会を宣言した。

参加者284名

変化するサービス業と消費者の期待
滝川睦子社長基調講演

 一時爆買いと称された外国人観光客の購買に変化がでてき た。ブランド品の買いあさりから、最近は医薬品や日用品、あるいは「モノからコト(体験)」に移行している。理美容サロンやエステサロンでの体験増加もそ の一例だが、もともと日本の技術、ホスピタリティには定評があり、外国人もこれを目当てに来日する人も多くなっているので、対応も考えておく必要がある。

 最近のエステ・美容サロンでの物販が伸びているが、物販に 頼る売上げ増は不安もある。初回はサロンで店販品を購入しても、以降はネットで購入しているケースが増えており、さらにサロンで「買わされる」という意識 で客足が遠のくことも考えなくてはならない。また、ある美容学校の生徒は就職に際し「物販がないサロンに行きたい」、あるいは「和気あいあいとしたサロ ン」をあげており、「モノを売る」ことへのプレッシャーは相当あるという。これは人手不足を助長することにもなるので注意したいところ。

 やはり力を入れたいのが技術メニューの提案で、理美容・エ ステ・ネイルの体験メニューもいろいろある中、今まで自宅でやっていた「ムダ毛処理」が、今やサロンのメニューとして定着しつつある。これは「家からサロ ンへ移行」したメニューといえる。今後もこうしたメニューを考えていきたい。男性専門の脱毛サロンも増えている。今年の夏はショートパンツが流行り、若い 男性のすね毛処理が増加した。ライト脱毛の機器類の安全性向上も寄与しているが、こうした生活者のライフスタイルに沿ったサービスの提案、同時に世代の バックグランドを意識したメニュー等を構築したい。

 安心と安全を確保したプロの技術価値を高め当社が提唱するトータルビューティとともに、『家からサロンへ』を深く考え、業界の活性化と繁栄を目指していきたいと締め括った。

以下、講演内容および分科会内容
岸井成格 講師
人生が変わる〜言葉の力・書の力〜
武田双雲 講師
書道家

今後の政治の課題
岸井成格 講師
毎日新聞社 特別編集委員

分科会・Ⅰ
美しく歳を重ねる為に
芳村真理 講師
メディアパーソナリティー

分科会・Ⅱ
女性の活躍が世界を救う
伊藤聡子 講師
フリーキャスター 事業創造大学院大学客員教授

 

 

日理・ホーユー
新メニュー『白髪シャドウ』を発表
メンズカラーの市場拡大へ

 日理(新井利和社長)とホーユー(水野真紀夫社長)は9月5日、東京・新宿のホーユースタジオで新メニュー『白髪シャドウ』記者発表会を行なった。

 新メニューは、同社のロングセラーメニューとして人気を博している「白髪ぼかし」の応用版として位置付けられたもので、白髪ぼかしが50代以降の年齢層を対象にしているのに対し、新メニュー『白髪シャドウ』は30代〜40代をターゲットに『白髪が目に付きだした』年齢層を対象にしたメニューとしている。

 冒頭、新井社長は「カレンシアカラーが発売された翌年の平成9年に渡部道夫氏の考案により『白髪ぼかし』を発表し、以来20年、概ね250万人を超える人が施術を受けているまさにロングセラーだが、今回の新メニュー『白髪シャドウ』も、業界活性化に不可欠なメニューとして浸透することを期待している」とあいさつした。

 次いでホーユープロフェッショナル事業本部 久田之彦本部長は「業務用の男性カラーは伸びており、カレンシアカラーの取り扱いサロンも8700件を超え、年間60万本以上を出荷している。『白髪ぼかし・白髪シャドウ』のふたつのメニューでメンズ市場の拡大を図りたい」と述べた。

 また、考案者の渡部道夫氏は「白髪ぼかしは当初から顧客の判断を重視したしたことが需要につながった。今回の白髪シャドウとのふたつが永遠のメニューとして業界に浸透させることが重要」とし、白髪シャドウのネーミング等に携わった山崎多郎氏は「女性のアイシャドウ的発想で手軽に白髪を目立たなくできる『影』の立役者として、若い世代向けにフレッシュなメニューをイメージした」とロゴやPOP等のデザインについて説明した。

 この後、日理 大村達夫部長が今後の営業展開に触れ、同社代理店や組織を含めて講習の機会を多く設け「カット&シャドウなどのメニュー提案で認知度を高めたい」と述べ発表会を締め括った。

 

 

全美商連
『第2回ビューティユニティフェスティバル企画』発表

 全国美容用品商業協同組合連合会(須山裕二理事長)は8月25日、東京・台東区のヒューリックカンファレンスで、関係メーカーおよびジャーナル出席のもと、新企画の販売促進事業『第2回ビューティユニティフェスティバル』のプレゼンテーションを行なった。

 冒頭、須山理事長は「本年3月に終了した第1回の同イベント(美容まつりの進化版)は目標を達成することができたが、まだ認知度不足の面があった」とし「店販と来店の促進をめざし、次回2016〜17年第2回の成功」に向けての協力要請を行なった。

 次いで日置和統副理事長から同イベントの主旨説明、同じく三宅誠一副理事長からは具体的な実施内容について説明があった。

 ビューティユニティフェスティバルは、「お客様の喜びと、サロンの繁栄をバックアップ」をキャッチフレーズに「美容サロン、ディーラー、メーカーが一丸となって美容サロン取扱商品の良さをお客様にアピールする。3,000円の展開セットを購入することで、3,000円以上の商品券が抽選で当たる全国企画のキャンペーンに参加できる。美容サロンとディーラーがアイディアを出し合うことで、お互いにWin-Winの関係を深めることを目指す」を主旨としている。


賞品
特賞10万円分JCB商品券2本
1等10,000円分の(サロンで利用できる)商品券10本
2等5,000円分の(同)商品券100本
3等3,000円分の(同)商品券200本
4等1,000円分の(同)商品券10,000本
5等500円分の(同)商品券40,000本

当選総本数 50,312本
当選総額 3,140万円相当
実施期間 2016年12月1日〜2017年3月31日
当選発表 2017年4月28日
ビューティユニティセット内容
1セット(抽選券100枚付)サロン価格3,000円(税別)
4等1本・5等4本は1セット中かならず当たる
特賞および1、2、3等は2017年4月の全国抽選会で決定する

※詳細は全美商連加盟のディーラーまたは全美商連事務局、TEL03-3864-4155まで。

 

 

ヤマノグループ
『感謝の集い』開催

 株式会社ヤマノビューティメイトグループ(山野敬子社主)は9月1日、東京・千代田区の帝国ホテルで『ヤマノグループ感謝の集い』を開催した。

 この催しは、当初山野彰英・敬子夫妻の三つの祝い(彰英氏の喜寿・結婚50年・敬子氏美容生活45年)として予定されていたが、既報のとおり彰英氏が8月25日に急逝したため感謝の集いとして「お礼の会・偲ぶ会」を兼ねて行なわれたもの。

 冒頭、山野社主は、過日執り行われた葬儀への会葬御礼、さらに彰英氏とともに歩んできた50年を振り返りながら「今後もヤマノグループの発展に力を注ぎたい」とあいさつした。

 この後、山野グループ代表者が登壇する中、山野正義山野学苑総長のあいさつ、さらに元衆議院議員中川秀直氏らの来賓あいさつに続き鏡開き、そしてアリミノ田尾大介社長の発声で献杯となり、懇親の場へとつないだ。

 

 

『第8回全国理容美容学生技術大会 東京地区大会』結果

 全国理容美容学生技術大会の東京地区大会が8月29日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行なわれた。

 この大会は別名、理美容甲子園と呼ばれ、年々参加者数が増加。今大会は協議会32校中19校、総勢360名以上の大規模な地区大会となった。そのため会場も昨年までの代々木第二体育館から移転。よりキャパシティのある駒沢オリンピック公園総合運動場体育館での開催となった。

 当日は、大会関係者のあいさつや2人の学生による選手宣誓(長田あすかさん:原宿ベルエポック美容専門学校と、大澤隆裕くん:日本美容専門学校)のあと、早速、競技がスタート。例年どおりの熱戦が繰り広げられ、普段の成果を競い合った。

おもな結果は下記のとおり(優秀賞のみ)。
【理容部門】
・ワインディング種目
石井 遥(国際理容美容専門学校)
吉澤咲那(東京理容専修学校)
大貫永遠(東京理容専修学校)
西川慎之介(中央理美容専門学校)
加藤優汰(国際文化理容美容専門学校国分寺校)

・ミディアムカット種目
大和 翔(中央理美容専門学校)
伊藤雄哉(中央理美容専門学校)
中村沙耶(国際文化理容美容専門学校国分寺校)
植松哲史(国際文化理容美容専門学校渋谷校)

・クラシカルバックバリエーションセット種目
大瀬良瞬也(中央理美容専門学校)
間仁田 淳(国際理容美容専門学校)
廣瀬えりか(国際文化理容美容専門学校渋谷校)
西澤伊織(中央理美容専門学校)

【美容部門】
・ワインディング種目
小林裕佳(ハリウッドビューティ専門学校)
松本光樹(ハリウッドビューティ専門学校)
木村和平(ハリウッドビューティ専門学校)
木川千聖(国際理容美容専門学校 )
栗原 彩(国際文化理容美容専門学校渋谷校)
猪腰文香(ハリウッドビューティ専門学校)
井口美緒(ハリウッドビューティ専門学校)
渡部由梨香(国際文化理容美容専門学校渋谷校)
小湊将士(国際文化理容美容専門学校国分寺校)

・カット種目
山崎智子(国際文化理容美容専門学校渋谷校)
倉持来希(ハリウッドビューティ専門学校)
西田一貴(国際文化理容美容専門学校渋谷校)
金丸有英(ハリウッドビューティ専門学校)
石橋晴香(国際文化理容美容専門学校渋谷校)
藤岡柚葉(東京ヘアビューティ専門学校)
和田彩珠(ミス・パリ・ビューティ専門学校)
小林成泉(国際理容美容専門学校)
岡根正宗(国際文化理容美容専門学校渋谷校)

・アップスタイル種目
小泉 葵(国際文化理容美容専門学校国分寺校)
園山楓恋(国際文化理容美容専門学校国分寺校)
森 沙友里(国際文化理容美容専門学校渋谷校)
石川優奈(国際文化理容美容専門学校国分寺校)
田島沙耶果(国際文化理容美容専門学校渋谷校)
陳 怡君(国際文化理容美容専門学校渋谷校)
飯島優衣(国際文化理容美容専門学校国分寺校)
板垣瑠花(国際文化理容美容専門学校国分寺校)
阿部文乃(国際文化理容美容専門学校渋谷校)

【ネイルアート部門】
富田喜与美(国際理容美容専門学校)
照井玲美(国際文化理容美容専門学校国分寺校)
大林衿子(日本美容専門学校)
河村奈保(山野美容芸術短期大学)
鈴木里奈(国際理容美容専門学校)
嶌村華澄(国際理容美容専門学校)

【ヘアデザイン画部門】
・養成施設学生の部
関口優衣(山野美容芸術短期大学)
陳 彦如(国際文化理容美容専門学校渋谷校)
堀内さつき(ハリウッドビューティ専門学校)
久我美咲(中央理美容専門学校)
宮田愛里花(ハリウッドビューティ専門学校)
野村朝子(資生堂美容技術専門学校)
大箱ちなみ(山野美容芸術短期大学)
細川風香(資生堂美容技術専門学校)
中條江理(中央理美容専門学校)
廣瀬美月(国際文化理容美容専門学校国分寺校)
浅川詩央里(国際文化理容美容専門学校国分寺校)

・中学・高校生の部
鳥居優衣(日本橋女学館高等学校日本橋女学館高等学校)
石田桃乃(品川エトワール女子高等学校)
小糸由真(科学技術学園高等学校)
ジャンクリン ティチラー(総合芸術高等学校)
木村みのり(日本橋女学館高等学校)
鈴木颯良(八王子桑志高等学校)
原亜由(安田学園高等学校)
林 雪玲(日本橋女学館高等学校)
渡邊彩加(日本橋女学館高等学校)
中島清花(八王子桑志高等学校)

 

 

関西美容専門学校
『第73回芸術祭 Beauty Festival 1st』を開催

 関西美容専門学校(雨積光廣理事長・雨積郁枝校長)は9月5日、大阪・OBP円形ホールで『第73回芸術祭 Beauty Festival 1st』を開催した。

 1st Stageでは川島文夫氏(PEEK-A-BOO代表)を特別審査員に招聘し、同校の学生たちが学んできた高度な技術・デザイン、創造力を競う各種コンテストと、一般美容師が出場したコンテストが行なわれた。

 続いて2ndステージでは、Hair’s Gallery、K-two、Regottz、BIGOUDI salon、Pap’s de coiffeur、navel/eNu、Snip、NY NY、Cut U、hair S.COEUR、Hair make B2Cが出演し、各サロンの個性を発揮したステージを繰り広げた。

 また川島文夫氏、雨積郁枝校長、石黒睦子氏(Pat-a-cake)によるCAT STAGEが行なわれた。カットテクニック、スタイル展示などを繰り広げ、学生たちをはじめとする来場者を魅了した。

 すべてのステージが終了後、川島氏は「毎年クリエイト力が高く、学生がすばらしい髪型をつくることに感心している。これからもすばらしいヘアを作るために、来年のカットコンテストにはもっと多くの人がエントリーしてほしい。チャレンジ精神なくして未来はない」と述べた。

 そして雨積理事長は「この芸術祭、すべての競技、ステージは滞りなく終了できたことは、皆さまのおかげと感謝している。これからもすばらしい美容師の育成に努力していく」と述べ、芸術祭は終了した。

各部門上位入賞者は次のとおり。
【学生カット&ブロー フリースタイル】
グランプリ・大阪府知事賞・川島文夫賞:早坂僚太
準グランプリ:本田梨緒

【学生ヘアメイク】
グランプリ・大阪府知事賞:仲村唯・奥田夏生
準グランプリ:岡崎天樹・谷口諒

【学生ワインディング オールパーパス】
グランプリ・大阪府知事賞:竹本みく
準グランプリ:安田凪穂

【学生振袖着付】
グランプリ・理美容教育出版社賞:酒井琴未
準グランプリ:國森ミカ

【学生カット&ブロー ワンレングス】
グランプリ・新美容出版社賞:よし田泰輔(よし:土の下に口)
準グランプリ:安藤敬志

【学生アップスタイル】
グランプリ:赤木愛恵
準グランプリ:嵯峨華瑠

【学生ワインディング デザイン巻き】
グランプリ:岡村有紗
準グランプリ:中野遥

【ウエディング】
グランプリ・女性モード社賞:吉岡瑞紀・那須瑛奈
準グランプリ:川端萌・岸田里奈

【一般カット&ブロー フリースタイル】
グランプリ・大阪府知事賞・川島文夫賞:荒木涼太
準グランプリ:小林美佐子

【一般振袖着付】
グランプリ・大阪府知事賞:金井愛麗
準グランプリ:細目香織

【一般留袖着付】
グランプリ:前田詩子
準グランプリ:徳永奈々美

 

 

MSOJ
『第13回全国理美容学校kawaii選手権大会』
「ジャパニーズかわいい!」を美容学校から世界へ発信!

 9月2日、東京・渋谷の国立代々木第二体育館で第13回全国理美容学校「kawaii」選手権大会が開催された。主催は一般社団法人 日本メイクアップ連盟(MSOJ/トニータナカ理事長)。

 本選手権は、今や世界の共通言語となっている「かわいい」文化を、全国の理美容学校の生徒が競い合うというメイクアップコンテスト。予選会から選抜された「東京kawaii大使 ファイナリスト」が、今テーマ『日本かわいい』をモデル選びからヘアスタイル、メイクアップ、コスチューム、そしてモデルの個性・表情などを魅力的に表現する。

 トニータナカ理事長は冒頭、「kawaiiプロジェクトは海外でもたくさんの人たちから応援をいただいていると感じる。またクールジャパン戦略の中で学生たちが参加し、その一翼を担うことが現実になってきている」と、注目を集めていることに触れる。

 続けて選手に向けては、「1年間の想いの糧を存分に発揮して、今まで以上に良い作品を披露していただければと思う」と話した。次いで来賓を代表して山谷えり子参議院議員があいさつすると、さっそく競技が始まった。なお大会のもようは、ユーストリームで世界に配信されている。

 競技終了後、トニータナカ理事長は総評で、「自分たちの努力を積み重ねていけば、それが実を結ぶことができる。それをこの選手権を通じて体感してほしい」と述べ、さらにkawaii選手権大会のドキュメンタリー映画を製作するとも発表。来年よりスタートするそうで、国際映画祭にも出品する予定だとした。

結果は以下のとおり(学校名/作品テーマ)
【文部科学大臣賞】
梶 愛奈(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/Ocean bath time)

【優秀賞】
大村真希波(京都理容美容専修学校/ぬいぐるみのお姫様)
岸本菜々子(専修学校ビューティーモードカレッジ/Marine Snow)
小島麻里(パリ総合美容専門学校 柏校/Queen of the cake)
程原あゆ美(国際文化理容美容専門学校 国分寺校/TRAVEL)

※上記の受賞者5組は、10月に中国・上海へ「東京kawaii大使」として文化交流のため派遣される

【全国専修学校各種学校総連合会会長賞】
飯塚花菜子(名古屋文化短期大学/Fleur de macaron)

【準優秀賞】
草野加歩理(国際文化理容美容専門学校 国分寺校/Shinegirl in the ship)
立入鈴菜(京都理容美容専修学校/サーカス*ワールド)
樗沢郁美(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/two dimensions girl)

※上記の受賞者4組は、11月にベトナム・ハノイ、ホーチミンへ文化交流のため派遣される

【敢闘賞】
金城雄樹(専修学校ビューティーモードカレッジ/Fiore)
佐藤麻鈴(名古屋文化短期大学/Rabbit in Wonderland)
杉浦美紀(中部美容専門学校 名古屋校/dream of mermaid)
高山晴太(国際文化理容美容専門学校 国分寺校/ドレミは い ろ は)
長谷友里亜(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/animal olympic)

【審査員特別賞】
小澤 桜(東京文化美容専門学校/紫陽花の雫)

 

 

京都理容美容専修学校
創立101周年特別企画『SASSOON SPECIAL EVENT 2016』

 京都理容美容専修学校(三田清栄校長)は9月9日、京都国立博物館 平成知新館で、創立101周年特別企画『SASSOON SPECIAL EVENT 2016』を開催した。

 同校は9月10日、101周年という新たなる1ページを刻み始めた。この長い歴史の中で創立80周年を迎えた年にサスーンとスクール提携をし、スクールシップ校として今年で21年目を迎えた。

『SASSOON SPECIAL EVENT 2016』に、マーク・ヘイズ(SASSOONインターナショナル・クリエイティブ・ダイレクター)氏と石井曜子(SASSOONスクールシップ・グローバルコーディネーター・SASSOON美容教育コンサルタント)氏を講師として招聘。ヘイズ氏は技術と解説を行ない、石井氏は通訳を務めた。サスーンのカットテクニック、ヘアモードを披露したヘイズ氏は「アシスタントは常に新しいことを学ぶ。いつも前向きにすることが私の哲学」と話す。

 さらに常に用意万端、先を見越して行動することが大切であり、すばらしい美容師になるためには、◎コミュニケーション、◎テクニック、◎態度の3つが必要だという。「この3つを兼ね備えたら、すばらしい美容師になれる。目的を考えて行動を始める。何をするか、目的をもって行動することが大切」と述べた。

 セミナー終了後、三田校長は「国立博物館でイベントができたことを光栄に思う」と感謝し、ヘイズ氏、石井氏はじめ来場者へお礼を述べた。その後、ヘイズ氏を囲んでの懇親会が行なわれた。

 

 

『SPC JAPAN全日本理美容選手権・関西大会2016』
全国大会出場をめざして選手1600名が競う

 エスピーシー関西理美容事業協同組合(廣瀬壽美優代表理事)主催による『SPC JAPAN全日本理美容選手権 10,000人コンクール関西大会2016』は9月5日、大阪市中央体育館で開催された。

 開会にあたり、田中秀明SPC JAPAN関西統轄本部会長は「本大会は会員の志・絆・思いの結集で続いており、人材育成の大切な場面となっている。選手の皆さんはこの日のために積み重ねてきたものの成果を充分に発揮してほしい。その結果が良くても悪くても、何かを感じ、学び、みずからの成長の糧にしていただきたい」とあいさつ。

 また廣瀬壽美優代表理事・アーデントビューティーカレッジ学園長は「本大会も理美容業界の世界観を視野に入れたクリエイティブな内容に変化してきた」と進化し続ける大会であることを強調。続けて「理美容師の感性・感覚も時代対応能力が一段と高度化してきた。自分磨きの努力が必要で、選ばれし人間が成果を評価される時代。選手の皆さん、力を存分に発揮して、横浜で行なわれる全国大会出場をめざしてほしい」と選手を激励した。

 競技は1600名の選手を代表して、南早希さんの選手宣誓でスタート。熱戦が繰り広げられた。

特別賞・各部門上位入賞者は次のとおり。
★団体賞:La Sente西宮北口
★大阪府知事賞:La Sente西宮北口
★大阪市長賞:南早希(La Sente心斎橋)
★理美容教育出版社賞:森下大(La Sente高槻)
★女性モード社賞:杉本遼平(La Sente西宮北口)

【ワインディング フレッシュ】優勝:清水彩可、準優勝:山村修生
【ワインディング ジュニア】優勝:羽山実栗、準優勝:宇野里佳子
【ワインディング 学生】優勝:若狭葵、準優勝:竹内遥香
【ホイルワーク】優勝:本莊郁花、準優勝:佐藤香恵
【オリジナルセット】優勝:前場美砂、準優勝:橋本健
【トレンドブロー】優勝:崎山彰吾、準優勝:中村美月
【ウイッグカット レディース】優勝:半田愛乃、準優勝:吉村祐輝
【ウイッグカット メンズ】優勝:雁金祐貴、準優勝:中村喜昭
【スピードカット(経験5年以下)】優勝:倉田花恋、準優勝:吉野あゆ美
【スピードカット(経験6年以上)】優勝:松井孝司、準優勝:芹生一哉
【ワンレングスカット】優勝:高垣由芽奈、準優勝:木下彩
【カラーデザイン レディース】優勝:荒武梨香、準優勝:西村一敏
【カラーデザイン メンズ】優勝:広谷理紗、準優勝:加藤晃裕
【フォト アート】優勝:清野敬司、準優勝:杉本遼平
【フォト サロンスタイル】優勝:西脇美憂、準優勝:北本彩香
【フォト 学生】優勝:村越諒哉、準優勝:谷田結奈
【フォト キッズ】優勝:石井雄一、準優勝:今里ひとみ
【デッサン】優勝:岸和希、準優勝:井上夏実
【デッサン 学生】優勝:大川世理奈、準優勝:西川明日香
【ネイル】優勝:高嶋優貴、準優勝:山川香織
【パーティヘア&メイク】優勝:山口美幸、準優勝:奥本圭哉
【成人式ヘア&メイク】優勝:荻野朝子、準優勝:玉野令子
【留袖ヘア&メイク&着付け】優勝:大村祥子、準優勝:小林美貴
【浴衣ヘア&メイク&着付け】優勝:梅田京子、準優勝:八木見奈子・赤尾侑里
【メンズカット】優勝:南早希、準優勝:勝部直樹
【レディースカット】優勝:杉本遼平、準優勝:南早希
【総合】優勝:森下大、準優勝:勝部直樹、
【キッズモデルスタイリング】優勝:徳井琴巳、準優勝:川村和輝

 

 

国際・リンパディメール協会
『リンパ小顔フェイシャル』講習会を開催

 一般社団法人国際・リンパディメール協会(坂東諭会長)は8月29日、神戸・タカラベルモントで『リンパ小顔フェイシャル』講習会を開催。女性理容師を中心に27名が参加した。

 坂東会長はリンパディメールの誕生・開発経緯、リンパになぜかかわったのかなどを説明後、リンパについての基礎知識を解説。その後、早川塁副理事長が講師を務め、リンパ小顔フェイシャルの技術デモが行なわれた。

 早川講師は技術のポイント、リンパの流れなどを解説。受講者から「リンパディメールによる小顔効果がハッキリとわかり、わずかな時間で結果が出るのは凄い」「顎のラインがシャープになっている」などの声が挙がり、また質問や技術体験などでリンパディメールに対する関心を高めていた。

リンパディメール
坂東会長は大阪・北摂でファミリーサロン「バーピック」を展開していたが、取り巻く環境の変化の中で売上をどのように伸ばすかを研究。マッサージをはじめとする理容に特化した技術を試行錯誤しつつ深堀し、新メニューを模索してきた。

 同サロンが行なった顧客アンケートで、理容店を選ぶ基準について、触感技術の良さが決め手という結果が出たため、理容イスでしかも手技だけでできるメニューとして、リンパの流れに着目。2010年、美と健康を顧客に提供できる技術『リンパディメール』をメニュー化した。

 坂東会長発案で、タカラベルモント社、早川塁副理事長(iru Mythique代表)、バーピックの三者が共同開発。◎ボディ、◎フェイシャル(小顔エステ、シェービングエステ)、◎ヘッドSPA、◎フットケアの4コースがある。現在、70サロンが導入。

リンパディメールについて詳しくは同ホームページを参照。
http://lymphdemele.com/index.html

 

 

dhk富山支局『第8回サロン局講習』
コーチングを学ぶ

 dhk富山支局(清水茂幸局長)は9月1日、富山・高岡市のヘアーサロンふらっとで『第8回サロン局講習』を行なった。

 今回は高岡市在住でコーチングインストラクターの吉谷奈艶子講師を招聘し、コーチングについてを学んだ。このコーチングとは、目標達成やパフォーマンスのさらなる向上を目指して、対象者を勇気付け、やる気を引き出し、自発的な行動を促すコミュニケーションスキルのこと。教えるのではなくて、その人の持っているものを引き出してあげることが大切だという。

 そのためには相手の話を聴くことが重要で、聴くとは「意識を向け心を落ち着かせて聴く」ことだと吉谷講師は述べた。

 最後に清水支局長が「コーチングの第一歩として、お客さまの話をよく聴くことから始めてみましょう」と話すと終了となった。

 

 

訃報
山野彰英氏逝去

 山野彰英氏(株式会社ヤマノビューティメイトグループ、株式会社ヤマノホールディングス、山野美容商事株式会社、株式会社ヤマノ各社の代表取締役会長)は、病気療養中のところ8月25日逝去した。享年76。

 通夜は8月29日、葬儀・告別式は8月30日に東京・港区の増上寺大殿で4社の合同葬としてしめやかな中にも盛大に執り行われ、1400名を超える会葬者が訪れ故人の冥福を祈った。

 喪主は妻の敬子さん(株式会社ヤマノビューティメイトグループ代表取締役社主)。

 

 

日本パーマネントウェーブ液工業組合
『パーマに関する一般消費者向けアンケート』を実施

 日本パーマネントウェーブ液工業組合(田尾大介理事長)は、一般消費者を対象に『パーマに関する一般消費者向けアンケート』を実施した。調査方法はインターネット調査で、対象は東京、大阪、愛知の在住者(都市部)の女性。サンプル数は2772名。

 それによると、直近の1年間にパーマをかけた方は約3割。若い世代ほど1回はかけていることが多いが、2回以上かけた方は年代が高くなるほど高率となっている。つまり若い世代は継続しないということで、その理由を探り解決していくことが必要となる。

 では、パーマをかけない理由はというと、外からの情報ではなく実際にかけた体験など、自分の考えでパーマをかけていない。そして若い世代ほど追加料金・追加時間に不満を持っており、年代が上がるほどにそれとは関係なくかけない方の比率が増えていることがわかる。

 また技術や薬剤の情報をもっと知りたいという要望は高いにも関わらず、聞いたことがないという方はパーマをかけている方、かけていない方ともに約3割を占めている。さらに「パーマ」という言葉は年代が上がるほどに印象が悪くなっている。

 そこで料金や時間などを明確にして不満を解消しつつ、「ウェーブ」といったワードを用いて良さを積極的にアピールする必要があるのだろう。

 

 

日本政策金融公庫 国民生活事業本部 生活衛生融資部
生活衛生関係営業の景気動向等調査
2016年4〜6月期

『持ち直しの動きに弱さがみられる生活衛生関係営業の景況』

業況判断DIは5期ぶり、売上DIは13期ぶりに前年同期を下回る

<業況判断DI>
・業況判断DIは、前期から11.4ポイント上昇して▲13.0となった。前年同期に対しては5.6ポイント下回り、5期ぶりに前年同期の水準を下回った。
・来期は、▲12.6と0.4ポイント上昇する見通しとなっている。

<売上DI>
・売上DIは、前期から2.7ポイント上昇して▲17.4となった。前年同期に対しては6.8ポイント下回り、13期ぶりに前年同期の水準を下回った。
・来期は、▲11.0と6.4ポイント上昇する見通しとなっている。

<採算DI>
・採算DIは、前期から10.0ポイント上昇して1.4となった。前年同期に対しては2.2ポイント上回り、13期連続で前年同期の水準を上回った。

※DI=良い「増加・黒字・好転」企業割合−悪い「減少・赤字・悪化」企業割合

調査時点:2016年6月上旬
調査方法:訪問面接調査
調査対象:生活衛生関係営業3290企業/理容業393企業、美容業467企業
有効回答企業数3155企業(回答率95.9%)

※2012年4〜6月期調査時点で調査対象企業の見直しが行なわれている。
※2012年4〜6月期調査時点で沖縄県を調査対象に加えている。
※比率の算出にあたっては、無回答を除いたものを母数としている。