2016年10月1日号(第1648号)

 

 

『第10回エステティック学術会議』
美と健康への貢献

『第10回エステティック学術会議』(主催/公益社団法人日本エステティック研究財団・関東裕美理事長、川中凱雄会頭・一般社団法人日本エステティック業協会理事長、厚生労働省後援)は9月13日、東京・有明の東京ビッグサイト会議棟で開催された。

 はじめに川中会頭は「外国人観光客も一時の爆買いから体験・体感など、美容やエステなどのサービスに向いてきている。エステティックに携わる人たちが認められる文化を根付かせたい。コンプライアンスを遵守しながら、安心・安全なエステティックサービスを推進したい」と開会のあいさつをした。

 基調講演は、坂元みどり氏(一般社団法人日本エステティック業協会理事)が「エステティックと地域の繋がり」をテーマに講演。この中で坂元講師は、人の口に戸を立てられない地方都市で営業するにはふたつの心構えが要る「①後ろ向きマイナス発想、心配性で悲観的に仕事をする。②『きちんとした』社員を育てる。その理由は、「これくらいは許されるだろう」という楽観主義では仕事が甘くなり、どこかで誰かと繋がっている狭い世間(地方都市)では、悪い噂はあっと言う間に広がってしまうから。

「社員」がキチンとしていなければならないのは、会社の方針が良くても、実際に体現していくのは社員だからで、「きちんとした」社員育成のために、我が社では「躾」と「教育」を徹底して行なう。また、「エステティシャン」は、「美容」を通して人を幸せにする素晴らしい職業で、人の役に立つ誇り高き仕事であると胸を張って言える職業にすることで、「エステティックを発展させて行ける」と語った。

 特別講演は「消費者庁での『消費者事故』の情報収集と事故調査について」を米山眞梨子氏(消費者庁消費者安全課事故調査室課長補佐)が、芝山みよか記念教育講演は、「エステティックのヒヤリハット〜健康被害ゼロを目指す皮膚の知識〜」を古川福実氏(和歌山県立医科大学皮膚科学教室教授)がそれぞれ講演。

 また、特別講演(Ⅳ)は、「エステティックに医療とフィットネスを提携!美容と健康への展開」を松本達夫氏(一般社団法人日本エステティック業協会理事)、「エステティックの『現代』への対応」を久米健市氏(一般社団法人日本エステティック協会理事長)、「シェービングを活かしたエステティックの可能性」をテーマに、菅家絵利子氏(全理連中央講師)は「全く新しい視点から技術を見直し、その効果を検証することで、シェービングは手軽で効果の高いエステティック技術としての分野をつくる可能性がある」と語った。最後に「エステティックの社会的責務」を松本正毅氏(一般社団法人日本全身美容協会理事長)が語り、講演プログラムを終了した。

 

 

日理
『全国ニチリ代理店総会』開催
新メニュー「白髪シャドウ」提案と新製品発表

 日理株式会社(新井利和社長)は9月12日、大阪・北区のリーガロイヤルホテルで『平成28年度全国ニチリ代理店総会』を開催した。参加代理店140社・200名、展示メーカー35社。

 リオ五輪での日本選手活躍は記憶に新しいところだが、経済への波及はなかなか思うようにはいかない状況。理美容業界も残念ながら高齢化、後継者不足、人口減少、来店頻度の低下、売上減と厳しい状況は続いている。

 そうした中でも、メンズサロンが伸びてきている。時代を反映してか業態はさまざまだが、バーバーブームを追い風に、アメリカ風、ヨーロッパ風のレトロイメージのサロンを中心に、若い層が動き出した。デザインやスタイリングもさることながら、ヘッドスパやシェービング、リラクゼーションメニューなど専門技術特化型やフルサービス型など、多様化する顧客志向対応メニューを導入するサロン。あるいは付加価値サービスとして顧客満足度を積極的に推進したサロンは、業績を伸ばしている。

 サロン業界は「規制緩和」によって新業態化も振興すると思うが、同時にもう一度原点に立ち返り、従来の延長線上の技術をリメイクし、柔軟な姿勢でメニューを進化させることで、活路を見出さなければならない。

 従って今回の日理代理店総会は、「会社設立101周年」の再スタートの年と位置づけ、厳しい背景を見据えながらも「プロしかできない男性カラー市場の拡大・高付加価値シェービング(お顔剃りエステ)の浸透強化・クラシエ50周年を機に発売するシャンプー」のほか、新メニュー提案を軸とした新たな情報の提供とともに、特販に参加した主力メーカーと代理店との活発な商談も行なわれるなど、有意義な代理店総会となった。

 総会では、始めに新井社長は同社「設立101年」を迎えられたことに対するお礼を述べた後、「ホーユー・カレンシアカラーによる新メニュー“白髪シャドウ”の普及、染毛喚起によってメンズ市場を活性化するプロステップ、クラシエ・業界参入50周年として発売するシャンプー“プレジール”そしてサロンの売上に貢献できるマイルドシェービング等の新メニュー提案を軸に展開していきたい」とあいさつした。

 続いて東日本ニチリ代理店・名久井功介幹事長((株)名久井社長)、西日本同代理店・安永正幹事長((株)安永社長)のあいさつ。次いで東日本同代理店・柴田幹士副幹事長((株)シバタ社長)、西日本同代理店・田村博保副幹事長((株)田村精香堂社長)からそれぞれ代理店会計報告が行なわれ全会一致で承認された。

 この後ホーユー水野真紀夫社長が登壇し「ヘアカラーの安全性について行政からの通達があり、安全性の表示徹底とパッチテストの徹底を図り、より安全な商品開発に努めたい」とあいさつした。クラシエホームプロダクツ販売岡田尚樹社長は「得意分野であるヘアケア、スキンケアカテゴリーを中心に、今年度は特にシャンプー、コンディショナーを強化する。第1弾としてこの秋新商品「プレジール」を発売する。また、今後も「マイルドシェービング」「お顔剃りエステ」の新規導入サロンを増やすための対策強化を実施していく」と述べた。

 引き続きクラシエ、ニチリ代理店表彰は、日理有馬公明常務から発表された。27年度の全国最優秀店賞・全国第1位は、クラシエ、ニチリともに(株)名久井が受賞し、岡田、新井両社長から名久井功介社長に感謝状が贈られた。

 この後「感性マーケティング〜女心をつかみ、時代の風に乗る脳科学〜」をテーマに、黒川伊保子氏(株式会社感性リサーチ代表取締役)による特別講演が行なわれた。

 休憩後日理・ホーユー・クラシエ各担当者より新製品並びに企画が発表されたのに続き、会場を移しての商談タイムとなった。多くの新製品が並ぶ中、白髪シャドウ、マイルドシェービングとともに、本物志向の商材が並ぶ展示会場での商談が行なわれた後、前川常務の閉会の辞で代理店総会を終了した。

<ニチリ表彰受賞店>
全国最優秀店賞:全国第1位=(株)名久井(盛岡)、全国第2位=(株)菅野二郎商店(郡山)、全国第3位=(株)有海理美容器具店(山形)、和田商店(大阪)、(株)光美容化学(弘前)、(株)ヘアラボ小林(堺)、(有)大栄(東京)、(株)シバタ(岡崎)。全国優秀店賞:(株)古川商會(名古屋)ほか15店
全国有力店賞:(有)エスピーエス・ヨシダ(東京)ほか19店
特別協力賞:(株)ヘアラボ小林(堺)ほか3店

<クラシエ表彰受賞店>
全国最優秀店賞:全国第1位=(株)名久井(盛岡)、全国第2位=(株)菅野二郎商店(郡山)、和田商店(大阪)、全国第3位=(株)ナカタニ(東京)
全国優秀店賞:(株)有海理美容器具店(山形)ほか7店
全国有力店賞:(株)安永(佐賀)ほか11店
特別協力賞:(株)ナカタニ(東京)ほか1店
マイルドシェービング特別協力賞:(株)名久井(盛岡)ほか6店

 

 

フィヨーレコスメティクス
『第9回代理店会議』開催

(株)フィヨーレコスメティクス(尾鷲光夫取締役社長)は9月4日、東京都・港区 のホテルヒルトン東京お台場で『第9回代理店会議』を開催した。

 会議の冒頭、尾鷲社長が謝辞を述べた後、前年対比115%の売上の伸長があり、その中でも、BLカラーとファシナートシリーズが120%以上の伸長があったことを報告。そして今後の方針として①業務用製品の充実、②売れる製品と仕組みを提供することを掲げ、来年は10周年のAnniversary yearとなることから、代理店、サロンに喜んでいただけるイベントや企画を一年を通じて発信していきたいと語った。

 また今後のフィヨーレの役割として「アシストできるメーカーとしてのポジションを確立し、皆さまとともに繁栄していける関係を築きたい」と展望が述べられると、続いてこの1年間でとくに、フィヨーレ発展に寄与した代理店10社に感謝状を授与された

 次に望月敏 営業企画部部長が今後の施策と新製品を発表。まずフィトリオリビングを導入し、新たなメニュー提案をしているヘアサロンCoCooN(千葉・船橋)の下田聡史氏の講演の後、今後の展開について説明された。

 続いてサロンオリジナル動画施策として、実際のサンプル動画を流して販促としての動画の活用を提案。また新製品の発表では、リニューアル発売する「BLカール・BLストレート」、今後発売予定の「Fカラーリタッチマスカラ」、そして地球の恵みに着目したライン「THE EARTH(ジアース)」より発売になる、ペルーの恵みであるサチャインチオイルを使用した「ジアーストリートメントオイル」が説明された。

 最後に滝川睦子取締役より、「THE EARTH」の開発経緯の説明と展望が語られた。そして会議終了後には懇親会を開催し、来場者は新商品「THE EARTH」をはじめ、シリーズごとに飾られた会場内のディスプレイをそのストーリーとともに堪能しながら写真を撮り、活気のある賑やかな場となった。

 

 

『WELLA TRND VISION award 2016 ジャパンファイナル』
BARCELONA世界大会進出者決まる

『ウエラトレンドビジョンアワード2016 ジャパンファイナル』は9月13日、東京・渋谷区の国立代々木競技場第二体育館で開催された。

 広島、東京、大阪、名古屋の各エリアファイナリスト(CREATIVE VISION32名、COLOR VISION18名、計50名)が、国内最終決戦となるこのジャパンファイナルで11月6日にバルセロナで開催される世界大会への切符をかけて熱気溢れる戦いを繰り広げた。

 その結果、CREATIVE VISION・松尾弘明(SCREEN/兵庫)、COLOR VISION・平原健太郎(Nicole./大阪)の2選手がバルセロナ挑戦権を手にした。なお入賞者・上位4名には『バルセロナ世界大会』の見学ツアーに参加してもらう。

 また今回から観覧者が投票で選ぶ“PEOPLE’S CHOICE AWARD”を新設。CREATIVE VISION・松尾弘明選手(SCREEN/兵庫)、COLOR VISION・山﨑真選手(Arrows/岩手)が受賞した。

 総評でウエラ クリエイティブディレクターのライナー ザウターさんは「選手の溢れるインスピレーションと想いに感動し、世界との比較でもレベルが高いと感じた。みなさんのクリエイティビティ・情熱はわれわれがサポートしたく、求めていきたい部分である。今日、ジャッジできたことを誇りに思う」と述べた。

結果は以下のとおり。
【CREATIVE VISION】
GOLD AWARD:松尾弘明(SCREEN/兵庫)
SILVER AWARD:玉置明日香(snob/京都)
BRONZE AWARD:田中けい子(BLANCO/東京)

【COLOR VISION】
GOLD AWARD:平原健太郎(Nicole./大阪)
SILVER AWARD:山﨑 真(Arrows/岩手)
BRONZE AWARD:松井清茂(rosso/大阪)

【PEOPLE’S CHOICES AWARD】
CREATIVE VISION:松尾弘明(SCREEN/兵庫)
COLOR VISION:山﨑 真(Arrows/岩手)

 

 

全理連中央講師会
『創立40周年記念講演・式典・パーティー』

 全理連中央講師会(駒崎 智幹事長)は9月13日、ザ・リッツカールトン東京 2F グランドボールルームにおいて、創立40周年を記念した講演・式典・パーティーを開催した。 昭和51年4月16日に産声を上げた組織は現在、100名を超える大所帯へと成長。各分野のスペシャリストが全国から集結し、常に業界をリードし続けている。そして、過去の遺産を未来へと継承する契機として節目のイベントが盛大に挙行された。

 当日は約250名の関係者が祝いの席を共にする中、三部の構成にて進行。第一部では30以上の肩書きを持ち、文字通りのキャプテンシーでJリーグを始め、さまざまな組織を改革・推進する川淵三郎氏による記念講演に耳を傾けた。

「公益財団法人 日本サッカー協会最高顧問」であり、近年は「日本バスケットボール協会会長」としてBリーグの発足に尽力する同氏は「夢があるから強くなる」をテーマに力説。「これまでに経験したすべてのプロジェクトにおいて、順風満帆なケースはひとつもなかった。しかし、それ故に前例や着実なステップアップに縛られることなく、圧倒的な飛躍を遂げられた」とし、大切なのはリーダーが明確なビジョン(成長の行く先)を持つことだと締め括った。彼が達成したミッションには旧態依然や逆境が同居していたが、記録や数値を紐解きながら、情熱と冷静のバランスによって向き合う姿は業界のこれからを担う者に強いメッセージとなって伝わった。

 続いて第2部の記念式典では「History and Future」〜過去から未来に向けて〜と題し、物故者への黙祷に始まり、各部会長による新時代への所信表明とも言うべきプレゼンテーションが実施された。それぞれ約5分の短い時間ではあったが、共通していたのは歴史を尊重し、イノベーションし続けることだった。

 また、駒崎 智幹事長はテクノロジーの進化が目覚ましい中での新しいアプローチの模索が急務とし、「仕事や職業の概念は大きく変わろうとしている。しかし、働き方を選べることは非常に稀な特性であり、理容師の魅力のひとつになる」ととくにユニークな視点を述べた。確かに「複数の技能を持ったり、自分の好きな時間に営業できるマイペースなフレキシブルさは可能性を無限にする」との意見は今の時代を的確に表していた。

 そして、フィナーレとなる第3部の記念パーティーでは秘蔵VTRや歴代の幹事長によるトークショーなどの余興が場を盛り上げる中、豪華な料理と美酒に舌鼓を打ち、各々の思い出を語り合った。随所に示されたスタートアップへの姿勢がメモリアルよりも新時代の幕開けを感じさせる1日となった。

 

 

TBA『定例月例会』ヘアショーと音楽の融合
六人の髪技と四重奏の調べ

 東京美容家集団(TBA/福島吉範会長)は9月1日、美容会館9F TBホールにおいて、恒例の事業の1つとなっている「定例月例会(毎月第1木曜日)」を開催。精力的な活動を展開する若手美容師(40歳以下に限定)チーム「NEO FORCE」が演出を担当した。

 今回は「六人の髪技と四重奏の調べ」と銘打ち、フルートと弦楽の生演奏と共にヘアデザインを創作し、ステージは上質なコンサートホール宛らの雰囲気となった。仕上がった6つスタイルは衣装もドレスアップしたシーンを連想させ、会場も華やかな香りに包まれた。

 後半には厳かな場面に活躍する基本の帯締めのデモンストレーションもあり、感性と実用を同時に得られる内容の濃い時間となった。

 

 

dhk東京ヘアモードアカデミー
『dhk60周年記念ヘアショー』

 dhk東京ヘアモードアカデミー(能登谷博樹会長)は平成28年9月19日(月)、創設60周年記念行事として、文京区・大塚にあるライブハウスDeepaで『60周年記念ヘアショー』を開催。当日はdhk関係者、友人、知人、家族や、業界関係者、そして一般の方等が観客として来場するなど盛大に行なわれた。

 ヘアショーには「BARBER atsushi & kenta」「Asian national style」「6D」「NEXUS(絆)」「Applause!!!」「美容柔道家」「60’s Special team」の全7チ−ムが出場。各チーム毎は12分という持ち時間の中、創意工夫されたヘアショーを披露。その後には特別ゲストとして、ロンドン五輪柔道90kg級銅メダリストの西山将士さんを迎え、トークショーで華を添えて頂いた。

 最後に能登谷会長が「出場した選手の皆さんはビューティーアーティストとして、ヘアショーを通じてヘアスタイルや、メイク、着付け等をどう表現して伝えるのか、今日のヘアショーのために習練して今がある」と労うと、「これからも皆さんに応援していただき、次回のヘアショーにつなげていければ」と述べた。

 なお、出場7チ−ムの中からMVPには、「Applause!!!」が選ばれた。

 

 

日本弱酸性美容協会
『ベル・ジュバンスカット&ブローコンテスト全国大会』
ていねいに作られた作品多数

 日本弱酸性美容協会(山﨑光信理事長)は『第31回ベル・ジュバンスカット&ブローコンテスト』『第37回ベル・ジュバンスワインディングコンテスト』の全国決勝大会と、『第8回やまと髪コンテスト』、『第17回支部ヘアショー』(群馬・新潟・栃木支部)を9月6日、東京・港区台場のヒルトン東京お台場で開催した。

 カット&ブローのテーマは“タウンスタイル”。タウンウエアで美容室から送り出せるスタイルを、当日支給されたウイッグで仕上げるというもので、審査ポイントは技術やモード性、ウイッグとのマッチングなどとなる。

 全国から集結した若き選手30名が、持てる力を発揮して優勝を競い合ったが、ていねいに作りあげた作品が多数みられレベルの高い大会となっていた。またポンパドール、アリエール、カット&ブローの競技成績をポイント化し、各支部上位3選手のポイントで競う団体賞は、連勝していた東京支部を破り新潟支部が、やまと髪団体賞(上位2選手のポイント)は高知支部が優勝した。

 競技後の支部ヘアショーでは各支部とも来場者を魅了するステージを繰り広げ、観客は見応えのあるショーを楽しんだ。

コンテスト各部門の上位入賞者は次のとおり。( )内は支部名
【カット&ブローコンテスト】
優勝:古里 仁(福岡)
準優勝:河内いづみ(東京)
第3位:田中裕子(東京)

ジャーナル賞:河内いづみ(東京)×3、佐藤優里香(東京)、田中裕子(東京)、堀江知代(東京)、松田和哉(東京)、米澤慶和(東京)、新井英男(神奈川)

【やまと髪コンテスト】
優勝:石坂美智(高知)
準優勝:黒須めぐみ(東京)
第3位:大野悦子(新潟)

【ワインディングコンテスト】
<アリエールの部>
優勝:宮嵜将太(新潟)
準優勝:西舘亮太(東京)
第3位:大津梨紗(東京)

<ポンパドールの部>
優勝:大野誓也(新潟)
準優勝:川端 茜(東京)
第3位:藤原 睦大(東京)

【団体賞(ワインディン部部門+カット&ブロー部門)】
優勝:新潟支部
準優勝:東京支部
第3位:福岡支部

【やまと髪・団体賞】
優勝:高知支部
準優勝:東京支部
第3位:新潟支部

 

 

ユナイテッド・ダンクス・インターナショナル
『Beauty Hairdressing Award 2016』

 一般社団法人ユナイテッド・ダンクス・インターナショナル(本多義久理事長)は9月20日、神奈川・横浜市の横浜港大さん橋ホールでアップスタイルコンテスト『Beauty Hairdressing Award 2016』(BHA)を開催した。

 今回は“ドラマティック・アップスタイル”をテーマに会員サロンから200名の選手が、グランプリをめざして技術や感性を競い合った。

 ゲスト審査員(上田美江子、川原文洋、菅野あゆみ、白坂春光の各氏)がそれぞれ、最優秀賞1作品、優秀賞1作品、ゴールド賞3作品、シルバー賞5作品、ブロンズ賞5作品を選んだ。そして各審査員が選んだ作品(ゴールド賞、優秀賞、最優秀賞)の中から最終選考を経て決定するグランプリは、伊藤映理選手(イディア・ノブ)が手にした。併せて横浜市長賞も受賞。

 伊藤選手は「挑戦してきて一時諦めたこともあった。もう一度出てみないかと勧められ、皆から“良いな”と思ってもらえる作品を創りたくて出場。受賞はとてもうれしい」と喜びを語った。

おもな成績は以下のとおり(会社名/サロン名)。
【グランプリ】
伊藤映理(イディア・ノブ/BASSA高田馬場)

【白坂春光】
最優秀賞:川口ゆかり(フレンズ/牛久)
優秀賞:海津僚太郎(アッシュ/武蔵小金井)
ゴールド:古川 敬(イディア・ノブ/BASSA上石神井)、佐藤由美子(フレンズ/イオンモール土浦)、伊藤映理(イディア・ノブ/BASSA高田馬場)

【上田美江子】
最優秀賞:伊藤映理(イディア・ノブ/BASSA高田馬場)
優秀賞:関 郁子(シーループユナイテッド/ICHIA C-LOOP UNITED)
ゴールド:澁谷南奈(ケンジ/Logue)、海津僚太郎(アッシュ/武蔵小金井)、古川 敬(イディア・ノブ/BASSA上石神井)

【川原文洋】
最優秀賞:関 郁子(シーループユナイテッド/ICHIA C-LOOP UNITED)
優秀賞:田和優子(ケンジ/CAPA茅ヶ崎)
ゴールド:伊藤映理(イディア・ノブ/BASSA高田馬場)、大平結花(シーループユナイテッド/グラマラス シーループユナイテッド)、大沼奈保子(ケンジ/クロップエス チガサキ)

【菅野あゆみ】
最優秀賞:伊藤映理(イディア・ノブ/BASSA高田馬場)
優秀賞:島根理恵(フレンズ/流山おおたかの森)
ゴールド:古川 敬(イディア・ノブ/BASSA上石神井)、矢澤温子(アッシュ/二俣川北口)、河野陽一(ケンジ/KR-D)

【2015年度チャンピオン 辻あき子賞】
澁谷南奈(ケンジ/Logue)

 

 

国際文化学園
『平成28年 秋季卒業式』を挙行

 学校法人国際文化学園(平野 徹理事長)国際文化理容美容専門学校渋谷校/国分寺校(荘司礼子校長)は9月13日、『平成28年 秋季卒業式』を挙行した。

 式典は開会の辞、国歌斉唱ではじまり、卒業証書授与では卒業生一人ひとりが壇上にあがり卒業証書を受け取った。

 そして卒業生代表として国分寺校の鈴木舞耶さんが『感謝のことば』を述べ、過去にいちど昼間部に入学して半年で退学したこと、退学後進路に悩む中で美容室を経営する両親の働く姿を見て再度美容師を志したこと、仕事と学業を両立することの難しさや厳しさを抱えながら夢に向かって努力を続けた3年間についてなどを読み上げた。

 続けて最後に「私にとって入学式は二回迎えましたが、五年越しに迎える本日の卒業式は、かけがえのない特別な日となりました。本当に今までどれだけ多くの人に支えられてここにいるのか、それがどれだけ幸せでありがたいことか、身に染みて実感することができました。この気持ちを決して忘れることなく、美容師としてはもちろん、一人の人間としても成長し続けられるように、努力を惜しまず日々精進していきたいと思います」と、通信教育課程での3年間を締めくくった。

 

 

日本美容専門学校
『平成28年秋季通信科卒業式』を挙行

 日本美容専門学校(阿部博人校長)は9月13日、東京・新宿区の同校ホールで『平成28年秋季通信科卒業式』を挙行した。

 卒業証書授与の後、阿部校長は「易と不易について、日美にとっての易は建学の精神であり、不易は美容の技術や知識である。松尾芭蕉の俳諧の理念 “不易流行”(不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず)は、変わらないものをしっかりふまえないと基本ができないということ。まずは基本を大切にしていただきたい。流行は世の中の変化を理性と感性を使ってキャッチし、美容の技術と知識に役立ててほしい」と告辞した。

 網蔵糸乃副理事長は祝辞で「昨今、人々の美容に対する意識が高まり、さらに高い技術と幅広い知識が要求される。夢を実現できるか否かは、途中であきらめないかどうかにかかっている。必要なのは強い情熱。建学の精神“美容を通じて近代の叡智を築く”という創立当初の想いは、62年を経た今も受け継がれている。3年間精進してきたことを大きな力にして強い情熱を持ち続け、より豊かな美容人生を歩んでほしい」と述べた。

 多くの来賓から祝辞が寄せられた後、蛍の光を全員で合唱して式は終了した。

 

 

『第18回サスーン スクールシップ スチューデント ヘアカット コンテスト』

 9月6日、東京・渋谷区の国立代々木競技場第二体育館で開催された、サスーンアカデミー主催『第18回サスーン スクールシップ スチューデント ヘアカット コンテスト』。学校法人国際文化学園(平野 徹理事長)国際文化理容美容専門学校渋谷校/国分寺校(荘司礼子校長)の学生が優勝を含む上位4位を独占、加えて12名の学生が入賞を果たした。

 同コンテストは「サスーン スクールシップ 教育プログラム」の一環として、全国から17校2300名が予選に参加。決勝大会は競技時間75分、審査時間180分で行なわれた。また表彰式前には、ロンドン・サスーンチームのショーとセミナーが開催され、彼らの作り出すスタイリングやステージ構成に、会場を埋めた多くの学生は視線を釘付けにしていた。

同校の入賞結果は以下のとおり。
1位:山崎智子(渋谷校美容科2年)
2位:小泉英未(国分寺校美容科2年)
3位:佐藤瑞木(渋谷校美容科2年)
4位:尾又大樹(国分寺校美容科2年)
特別カラー賞:竹原久美子(国分寺校美容科2年)
6位/瀬戸 優(渋谷校美容科2年)、筒井まりな(国分寺校美容科2年)、石橋晴香(渋谷校美容科2年)、牧 愛(国分寺校美容科2年)、長谷川静流(渋谷校美容科2年)、竹中 響(国分寺校美容科2年)、平野優花(渋谷校美容科2年)、新谷美咲(国分寺校美容科2年)、田尻花梨(国分寺校美容科2年)、小泉佳菜(国分寺校美容科年)、山口大夢(渋谷校美容科2年)

 

 

京都美容文化クラブ・櫛まつり実行委員会
『第56回 櫛まつり』

 京都美容文化クラブ(南登美子会長)並びに櫛まつり実行委員会(奥田英一会長・京都府美容組合理事長)主催の『第56回 櫛まつり』は9月26日、京都・安井金比羅宮で行なわれた。櫛まつりとは、日頃愛用している櫛や簪に感謝の心を込め、お清めし供養する祭りのこと。

 昭和36年9月、同宮境内に久志塚(櫛塚)を建立。櫛供養が続けられる中、時代装束の着付けと結髪の正しい伝承を目的に京都美容文化クラブが設立された。現在は同クラブと櫛まつり実行委員会が運営にあたっている。

 今年56回を迎えた同まつりは、美容業の櫛供養という枠を大きく超え、参拝客が櫛や簪を供養してほしいと同宮に持参し一緒に供養されるなど、今や京の秋の風物詩となっている。

 櫛供養は、久志塚(櫛塚)で南会長により櫛が奉納されお清めされた。続いて奥田会長はじめ来賓の献花などの式典が執り行なわれ、その後、拝殿で舞踊“黒髪”が奉納された。

 そして古墳時代から現代舞妓まで、同クラブのメンバーが地髪で結い上げた伝統の髪型および時代装束の解説がなされた後、祇園界隈を練り歩く時代風俗行列に移った。

 同宮の式典から時代風俗行列を見ようと、地元民をはじめ多くの観光客が詰めかけていた。時代衣装を纏った行列は、まるで女性の“時代祭”を思わせる絵巻のようだった。

 

 

きくや美粧堂『LOOP in Mid JAPAN 2016 7th』
若手スタイリストたちの情報発信の場に

(株)きくや美粧堂(増保利行社長)は9月5日、Nagoya City Youth culturalcenter アートピアホールで『LOOP in Mid Japan 2016 7th』を開催した。

 若手スタイリストたちの情報発信の場として、同社が1999年にスタートしたLOOP in JAPANの東海版も今回が7回目。多くの観客がつめかける中、3校の美容専門学校と8サロンが出演し、コラボレーションビューティステージを展開した。

 オープニングアクトステージに登場したのは美容専門学校生たち。続くプレゼンテーション・クリエイティブステージでは各4サロンが登場し、若手スタイリストならではの視点でデザインやパフォーマンスを披露した。
フィナーレでは観客席までモデルたちがウォーキングを行ない、興奮は最高潮に。出演者・モデル・観客が一体となり、最後まで感動と拍手に包まれた90分間となった。

テーマおよび出演者は以下のとおり。
【OPENING ACT STAGE】−プリンセス−
名古屋美容専門学校(征矢野美結、近藤徳亜、山下美奈恵、高谷舞子)
中日美容専門学校(平野隼也、原 征弘)
中部美容専門学校(日高依央理、杉浦美紀、久野朱音)

【PRESENTATION STAGE】−ファッショントレンド×ヘアデザイン−
北井基貴(BALBAO)、稲福令香(RUMI)、内田芽依子(AffeCTION)

【CREATIVE STYLE STAGE】−CREATIVE×PHOTO−
廣瀬聡大(cheerful24)、長坂麻美(OSHAMA WORLD)、高木宏誠(PASTONE GROUP)、鈴木沙織(TOP HAIR)

 

 

国際文化理容美容専門学校 渋谷校
『第6回 渋谷校学園祭』開催

 学校法人国際文化学園(平野 徹理事長)国際文化理容美容専門学校渋谷校(荘司礼子校長)は9月4日、『第6回 渋谷校学園祭』を開催した。

 当日は、恒例の在校生によるバンドステージやダンスステージ、縁日ブースや学園の顔を決めるミスター&ミスコンテスト、お化け屋敷など、さまざまな企画を用意。

 他にも在校生がエステティックやネイルの技術を提供するブースの設置や、各種フードショップの出店などがあり、来場者はお祭りを楽しみながら理美容に対する関心を高めていた。

 

 

uka
“おいしい”リップ&バームを新発売

 髪だけではなく全身の美しさを追求するuka(渡邉季穂代表)が、このたびフィトテラピーに基づいた5種類のバームを発売した。フィトテラピーとは植物療法のこと。植物の力を身体の不調改善や美しさに役立てよう、という考えだ。

 今回のバームの中でとくに特徴的なのは、4種類のリップ&バーム。リップはどうしても口に入るモノ。ならば身体にとって安全であるだけでは不充分。それプラス“フレーバー”を加味してみては? というコンセプトでつくられた製品。つまりおいしいリップ&バームとなっているわけだ。それにボディ&フットバーム(これはノーフレーバー)が加わり、全部で5種類のバームがラインナップされている。

全4種類 各15ml
<スウィートトーク>=バニラフレーバー
<ミントトーク>=ミントフレーバー
<メロウトーク>=柑橘系フレーバー 以上㍛ \3,500(税抜)
<ピロートーク>=大人なフローラル・フレーバー \3,800(税抜)

body & foot balm
<ハッピーワーク>=抗菌作用&むくみ緩和 30ml \4,500(税抜)

 

 

千葉県理容組合 次世代研究グループ
研修会『災害時における生活衛生業の役割』

 千葉県理容組合(増田稔理事長)次世代研究グループ(仲川伸雄幹事長)は9月20日、県理容会館で『災害時における生活衛生業の役割』をテーマにした研修会を開催した。

 担当する仲川幹事長は「わが国は地震、台風、豪雨、竜巻、噴火等の自然災害が頻繁に起こりうる環境下にあり、今後もそれらと共生していかなければならない」として、「災害発生時、われわれに求められるのは自助と共助の両面」と述べる。

 そのうえで生活衛生業を役割別に分類し、業種毎の課題を挙げる。中でも理美容業にはとくに時間を割き、店舗の耐震補強、顧客と従業者の安全確保といった備えの強化、また被災した場合の事業継続計画等の事業主個別の対応について詳しく解説。さらに「ひと」「もの」「かね」に対する相互支援や情報提供とともに、行政との有機的な連携を図るため、組合(業界団体)の体制作りが重要であるとの考えを示す。「災害対策には、どういう事態が起きるかを想像する(イメージ)、問題を克服する工夫や方法を創造する(クリエイティブ)という、ふたつの『ソウゾウリョク』が必要です」

 参加者からは、被災体験や災害ボランティア等への経験談も語られ、「個人でできること、組織でできることを平時から、それぞれ知恵を出し合い有事に備える事が大切ではないか」との声も挙がっていた。

 

 

横田富佐子総合美容文化会
『第234回例会』開催

 横田富佐子総合美容文化会は9月20日、東京・新宿のダリアスタジオで『第234回例会』を開催した。

 今回は、全日本美容講師会ヘア常任創作委員で日本美容技術振興センター副理事長の渡邊雅美氏を講師に、「ヘア・アレンジ」ナチュラルフェミニン〜着物パーティースタイルをテーマとして技術講座から始まった。

 まず外人モデル2名を使用して、ナチュラルフェミニンなイメージを立体のウェーブで出すスタイルから、ベーシックな夜会とトレンドのブレードをミックスしたスタイルを展示。また着物パーティスタイルではトップポイントの遊び毛の扱いからロールをベースにした面構成のモードスタイルを展示。技術のポイントや小物に関することまで丁寧に解説しながら手早く仕上げ、会場を魅了した。

 続く教養講座では、いむらきよし氏(人生キャラナビゲーター/会社経営)を講師に、テーマ「7日で美容師のためのストレスなく人生に希望と元気が出る楽しい実践法」〜人間関係が楽しくなる究極のイメージ心理学〜が行なわれた。

 ユーモアを交えた独特の話術で、本人の生年月日を60分類の動物キャラクターに当てはめる表を基に、受講者も参加してのイメージ心理学を楽しく笑いながら学びんだ。

 これからのスタッフ間やお客さまとのコミュニケーションにもすぐに役立つ内容であっという間の1時間だった。

 

 

美容十二章会
『第398回月例会』
着物のアップ、TMライン帯結びを学ぶ

 美容十二章会(川田温子会長)は9月14日、第398回となる『月例会』を東京・代々木の美容会館6Fにて開催した。

 まず先に赤上喜久子講師が『着物のアップ』を披露。岡山で行なわれたTMライン帯結び「うらら」のヘアを作り上げた。アップをする前には下地作りを見せるが、「初めにこれをしておくと髪が扱いやすくなり、艶感も上がる」とのこと。次にブロッキングは右側の1ロールになる箇所を2つ、左は1つで分け、センターのネープのところには三つ編みを作った。

 サイドの1ロールは前から確認しながら顔に合わせて作っていく。中に入れるすき毛はスタイルのフォルムになり、崩れないすき毛の作り方もアドバイスがあった。他にもヘアピンのさし方について、ピンがしっかり止まる位置の説明や、髪が流れる方向に埋めていき、ピンが見えないように打つのが上手な方法とも語られた。

 続く飯塚艶子講師は、ヘアが仕上がったモデルを引き継ぎ、そのままTMライン帯結びの「天恵」が結んである状態を披露したあと帯を解きながら解説。次に帯を替えて「うらら」の帯結びをテキストに沿いながら結び直した。

「文庫がつぶれないように形を整えましょう」とアドバイスした後、「うららヒダ」の作り方を受講者の手元で詳しく教えて終了となった。

 

 

東京理美容品工業会『9月例会』
諦めずに開発を続ける

 東京理美容品工業会(古谷龍太郎理事長)は9月16日、東京・品川区のつばめグリルで『9月例会』を開催した。

 総会は西村康明副理事長の開会の辞に続き、古谷理事長は「今年の第1四半期の営業は良くなかったとの声が多い。7、8月は若干持ち直したものの厳しい状況には変わりないが、まったく予期しないことが起こり好循環する場合もある。鉄道模型のジオラマが人気だが、購入後施設で走らせた後自宅には持ち帰らず、預けておいて次回に引き出して走らせまた預けて帰る。つまり模型の一時預かりレンタルロッカーが大盛況という。何が幸いするかわからない世の中、諦めずに開発を続けることしかない」とあいさつした。

 この後、新規会員として株式会社トリコ・インダストリーズ(村島有治社長・名取秀東京支店長)を紹介、引き続き乾杯が行なわれ懇親の場へとつないだ。

 

 

いわみトレーニングスクール
『第26回JJコンテスト』

 いわみトレーニングスクール(岩見悠紀子会長)は9月26日、大阪・帝国ホテルで『第26回JJコンテスト』を開催した。

 今回は明日の業界を担う若き美容師ならびに関西一円の専門学校生の選手367名が出場。選手たちは各々の想いと、日頃錬磨してきた技術とデザイン力を発揮し、熱戦を繰り広げた。

 開会にあたり、主催者を代表して岩見和彦氏は「コンストはかならず勝者と敗者に分かれる。勝とうと思い過ぎると、堅くなってうまくいかなくなることが多々ある。勝とうと思い過ぎず、全力を出し切ろうとか、あるいは競技を楽しもうなどのモチベーションで臨んでいただきたい」とあいさつした。

 競技終了後には、特別ステージとして岩見会長による『十二単』の技術展示が行なわれ、来場者から本物の技術、雅な世界に、感嘆の声が漏れていた。

各部門上位入賞者は次のとおり。
【カット・フリースタイル】
優勝・大阪府知事賞:小林千泰
準優勝:幸村はるひ
第3位:伊達友美

【着付・中振袖(人間モデル)】
優勝・大阪府知事賞:勝 みゆき

【ヘアスタイル クリエイティブファッション】
優勝・大阪市長賞:小田垣里佳
準優勝:川村桂矢
第3位:岸本ひかる

【まとめ髪・サロンアップ】
優勝・会長賞:森 蘭
準優勝:塩見絢香
第3位:菖蒲池 隼

【まとめ髪・クリエイティブアップ】
優勝・会長賞:藤井 俊
準優勝:東 誠也
第3位:田中 翔

【ヘアスタイル コンテストスタイル】
優勝・会長賞:槙本紗也
準優勝:西川雄貴

【着付・中振袖(ボディ)】
優勝:長野庸子
準優勝:米谷百葉
第3位:井藤樹里

【着付・留袖(ボディ)】
優勝:川島夏美
準優勝:赤瀬 蓮

【チップアート】
優勝:林 祐有
準優勝:平松和恵
第3位:濱田智子

【メイク】
優勝:坊 彩菜
準優勝:吉田麗菜
第3位:八木菜緒

【トータルファッション】
優勝:小川まどか・船堂優衣
準優勝:細田彩乃・三木綺瑳良

【カット・試験スタイル】
優勝:崎下麻友香
準優勝:幸喜希望
第3位:小林功征

【オールウェーブセッティング】
優勝:堀本菜奈
準優勝:辻田祥基
第3位:岡田詩織

【ワインディング・オールパーパス】
優勝:島津寿明
準優勝:高橋芹奈
第3位:高畑慶乃

【ワインディング・新課題】
優勝・会長賞:丸谷美空
準優勝:鹿取由芽
第3位:沖本奈津美

 

 

dhk協同組合『協同組合ゼミ』
苦情・クレーム対応の新常識と心得

 dhk協同組合(根本健一組合長)は9月21日、東京・東中野のdhkトレーニングセンターで『協同組合ゼミ』を開催した。

 今回は日本アイラックセールスアンドマネイジメント(株)の地村健太郎 代表取締役を招聘し、「苦情・クレーム対応の新常識と心得」をテーマとした講演となった。以前にも同テーマでオーナー向けに行なわれたが、今回はスタッフの皆さんにも知ってもらいたいということお、さらに最近、増加傾向になっているということで、再度開催する運びとなった。

 平成7年以降、一般消費者の方からのクレームが増えているが、それはPL法が施行されたことによるという。というのも、PL法は主婦の60%が知っているそうで、またスマートフォンの普及によりメールやSNSで手軽にいいやすく、そのまま過剰になることも増えているそうだ。

 また「苦情」と「クレーム」は同じようで意味が違うもの。「苦情」とはその人の常識や倫理に照らして不平・不満になること。「クレーム」は法的根拠により金銭・罰則が要求されることで、いずれも72時間3日間以内で対処しないとことが収束しなくなる。

 解決方法としては、「苦情」なのか「クレーム」なのかを判断し、苦情の場合は冷静に話せる環境を作り、人の感情をコントロールすること。「苦情=ご意見・ご要望」と考え、時代に即した対応を常備する事が大切であると話した。

 最後に自己分析度のアンケートを行なうと、「逆ギレと、態度に出してしまうことが一番やってはいけないこと。嫌だと感じてもとにかく1回は受け入れることが大切」と話、終了となった。

 

 

dhk東京ヘアモードアカデミー
『東京本部講師セミナー』

 dhk東京ヘアモードアカデミー(能登谷博樹会長)は9月19日、東京・港区の資生堂汐留スタジオで『平成28年度dhk東京本部講師セミナー』を行なった。

 全国教室局(花島和久局長)が毎年主催しているのだが、本年度はdhk東京本部で行なうこととなり、全国から一般dhk会員関係者を交えて開催。「フィニッシュワーク講習」として、JHAグランプリ受賞、NY・東京コレクションを手掛け、資生堂宣伝広告のヘアメイク等と多岐に渡り活躍している進藤郁子氏を講師に招聘した。

 花島局長、町田一典副会長のあいさつに続き、武藤栄一 全国教室局部長が進藤講師を紹介。さっそくセミナーに移り、ヘアデザインの原理を話した後、実技ではひとりのモデルで2スタイルを作り上げた。

 まず『かわいいスタイル』では、「顔を短く作ることが、今ではかわいいとされているスタイルです」と話し、ヘアアイロンのさまざま使い方やテクニックを披露。さらに巻いた髪の毛を編み込むと「編み込みも自分でやったように仕上げるのがコツ」として、ヘアメイクを行なう際に使用する道具や整髪料を使い、顔の輪郭をヘアで調整するテクニックでかわいらしく仕上げた。

 次に『クールスタイル』を披露し、「横をタイトにすること、そしてスタイリング剤を多様できるので作りやすく、テクニックを出しやすい」と解説。メイク、ヘアスタイル、ファッションで同モデルが一気にスタイルチェンジする様に、会場からも歓声が上がっていた。

 その後、懇親の場となり交流を深めると、東京本部講師会議に移り、報告会での情報交換が行なわれた。

参加者:静岡支局3名、富山支局4名、名古屋支局3名、新潟支局2名、長野支局1名、北九州1名、支局外2名、名計16名